〖スマイル〗
「一緒にゲームしよう」ではなく
「声が聞きたい」と誘われた電話
声にならない笑み、久々に感じたわくわく。
急いで上着を羽織り、外へ出た。
深夜の刺すような寒さなんて二の次だった。
なにもなかった一日の終わりが
彼によって一気に彩られたあの瞬間。
忘れられないなあ、あの日のこと。
次は私が「声聞きたい」って誘っちゃおうかな
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〖どこにも書けないこと〗
ねえママ
生まれて間もない弟につきっきりだったあのとき
私の事構おうとして始めてくれた交換ノート
やっぱり忙しくて書けなくなっちゃったから返事をくれなくなったんだよね
返事が返ってこなくなってしまったとき
当時小学一年生だった私はこう思ったんだ
「やっぱり私の事なんて見る暇ないよね」
寂しかったな
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〖時計の針〗
私が何をしていても、針は動いています
正直、私より時計の針の方が働いています
でもあの人、止まる時はほんと急なんです
私、あの人が極たまに止まると嬉しいんです
私の生活を見守ってくれていて、私の背中を見てくれている気がして。そんなあの人がやっと休んでくれたと思うと私安心しちゃって。
だってだって、あの人が休まないと
「止まった時間」が生まれないじゃないですか。
ご褒美のチョコレートより貴重なんです
これが、私の好きな時間なんです
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〖溢れる気持ち〗
溢れても、その姿は誰にも見せません
泣きそうになったら、お風呂で泣いてシャワーで流し、泣いていなかったことにします。
溢れたら、本人にそっと伝えます
「実はこう思っていた」とありがとうの気持ちを。
「ずっと言おうと思ってた」を添えて。
溢れそうな人を、わたしは見抜きます
静かに歩み寄り、あたたかい言葉を並べます。
私の傍にいる時だけは、安心していてほしいのです。
溢れたものを、見落とさず大切にします
涙でも、想いでも。溢れたものだからこそ、私は抱きしめていたいのです。
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〖Kiss〗
Kissといえばそう、唇。
潤んだ口元には、自然と目が行ってしまいますね。
ときめきを纏い、じゅわっと色づいている唇。
なんて艶やかで忘れられないのでしょう
いえ、忘れられなくしているのです
相手にも、自分にも。
本当に罪深い。
人間、艶のあるものには惹かれてしまうから
目を向ける度に気持ちも高ぶって。
「グロスの艶は僕だけに向けたものということでいいですか」
「そうに決まっているじゃない。今日は貴方としか会っていないもの」
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