T.red-HERO.

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6/1/2025, 11:37:14 AM

雨上がり

ボクが物心ついた頃、家族が住んでいた一角には、
いたるところに遊び場があった。まあ当時のボクには
何でも何処でも玩具や遊び場になったわけだが。
そのひとつとして・・

後に3棟になったアパートの真中のB棟はまだ建って
おらず、つまりA棟とC棟しか無かったので、
2棟の間は広大(に見えた)な原っぱがあった。
今思えば宅地としての空き地だったから、
ある程度の管理や整備がされていたからこそ
幼少のボクにも相手にできるサイズの草花が
適度に茂っていた"草っぱら"だったのだろう。
ショウリョウバッタ、キチキチバッタ、ツチバッタ、
ツユムシ、イナゴ、カマキリ、カナヘビやトカゲ
などが季節にあわせて登場し
虫かごとタモ網は必須アイテムだった。

あれ?いま念の為見てたら、キチキチバッタは
ショウリョウバッタのオスと書いてある記事がある・・
えーっホントかなぁ、別物と思ってた(笑)
そういえば、そもそも誰から習った知識だったか・・
そういえばキリギリスもクツワムシも大人になって
自分の思ってた虫とはヒトチガイだと知りました(笑)

・・だいぶ話は脱線しましたが。

アホなファーブルみたいなボクはそんなこんなで
虫取り大好き、雨降り大嫌い、という図式。
雨降りの日は・・
うらめしそうにずっと外を見ていたような。

雨上がりには、わーいとばかりに草っぱらへ。
ムワッとする青い草のニオイ。
明るくて、キラキラした世界。

夕方には草のタネを体中につけて帰宅するボク。
母親は大変だったことでしょう(笑)



5/1/2025, 8:15:33 AM

軌跡

4/21/2025, 7:54:09 AM

星明かり

プラネタリウムに最後に行ったのはいつだったか。
冬の星座、夏の星座、北極星、響くナレーション。

「灯り」が焚き火やタイマツだった頃・・
もちろんボクは知らないが(笑) きっと・・
たくさんの星座が夜空一杯に拡がっていたのだろう。
夜は漆黒の暗闇で まさに"キラキラ星"が輝き、
ヒトは息を呑みながら天の川を見上げたろう。
空気も澄んでいて・・さぞかし、さぞかし。
(星が見え過ぎて星座が分かり辛いかもね)

文明が夜を明るくして、星明かりを追いやった?
のかな・・まあ、言い過ぎか(笑)
♪Video Killed the Radio Star♪ みたいな。
便利な生活と星明かりは共存しないか。

ずーっと年月が流れて、ヒトがいなくなって、
またこの地球が埃っぽくなくなったら
静かに星明かりに照らされるのでしょう。

4/14/2025, 5:38:19 AM

ひとひら

ひとひら・・まあ、サクラだよなぁ、
満開のサクラを思い浮かべる。絵で描くなら
白に近いピンクを塗り拡げてそこに数本の幹を
チョチョっと加えたら「サクラ」になりそう。
そうそう、桜の木 一本で花びらは何枚なのかな?
早速、ネット検索・・しようと思ったけど

まあ、なんでもすぐGoogle先生に聞かず、
ないアタマでザックリ計算してみることに(笑)

もし指でつまめる程度の細ーい小さな枝に
10個花が咲いてるとして、それが10本集まったら
手で握れるくらいの枝になるのかなぁ?
さて、それをベースにしてサクラのプラモを
組み立てるとしたら、真ん中に太い幹を立てて、
左右にベースの枝を付けていく。
右に100枝(えだ)、左に100枝、
枝に枝を継いだりしながら・・これで200枝。
でも、ただ単純に左右に枝を付けると・・
それはペラペラ桜(笑)になる。
四方八方からみてサクラにするには
うーん、「八方」ということで ×8?=1600枝
ベースの枝には100個の花が咲いてるから・・
ベース枝1本当たりの花びらは・・
100個 × 5枚 = 500枚 だから
500枚 × 1600枝 = 800000枚

でもアタマで描いたサクラの樹が少しヒンソー。
少し"イロ"をつけて1000000枚(100万枚)と
勝手に予想した。

果たしてネットの答えは?と意気込んで検索。
あれ?某トリビアの泉を引用した"答え"は
59万3345枚・・アレ?マジ?少なくない?
テキトーに計算したとはいえ、誤差がデカい。
しかも100万枚でも「イヤ、少ないか?」と
「倍くらいかな?」と思ってただけに意外。

目をつむって考えてみる。
・・そうか、桜の幹に近いところには
あまり花はないのかなぁ。
樹の外側の部分にコートを羽織るように
花が集中してるのかも。
今度、ちゃんと観察してみよっと(笑)

♪さくら ひらひら舞い降りておちて
揺れる思いのたけを抱きしめた
君と春に願いし あの夢は
今も見えているよ さくら舞い散る ♪

"SAKURA" いきものがかり

4/6/2025, 1:30:48 PM

新しい地図

誰かの歩いた後にできる地図(マップ)
測量で作り上げられる地図は後進の者にとって
危険をさけ、効率的に目標地点を目指すために
無くてはならないモノとして重宝される。

ただ・・ヒトは時にマップに頼ることの出来ない
場面に出会う。マップやマニュアルは無いけど
進まなければならない。いや、マップはあっても
「そっちには行けない・・」というシーンに
立ち合うことがある。

普段はマップを頼って生きていても、
いつ、いかなる時に、突然、
予測のつかない、未開拓ゾーンの方に踏み出す・・
そんな事になっても慌てないでいいように
自分の"判断力"を手離さないように、そして
研いで、鍛えておかないと。

誰かの人生を・・
全なぞり書き・・ッテ訳にはいかない。
新しい地図を描いて自分だけの何処かへ。

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