誰そ彼

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2/15/2025, 5:09:01 PM


君の声がする。
君の姿が見える。
君の肌を感じる。
君の匂いがする。

懐かしさを憶えている。
アナタを憶えている。

君の声を忘れている。
君の姿を忘れている。
君の温もりを忘れている。
君の匂いを忘れている。

ワタシは忘れてしまった。
アナタを忘れてしまった。
懐かしさも、想い出も。

人の記憶は順番に忘れるもの、
君の声を忘れてしまう前に
会いに来て欲しい。

2/13/2025, 12:42:12 PM


鏡の向こうにいるワタシ
そっと伝えたい。

「アナタを見ているよ」

努力が報われないと言うアナタも
不安と孤独で泣いているアナタも
ワタシは一番近くで見ている。

他の誰でもないワタシが見ている。
そっと伝えたい。

「ワタシが一番アナタを知っている」

誰かがアナタを忘れていてもそれでいい。
ワタシがアナタを憶えている。
ワタシを忘れなければそれでいい。
それでいいんだよ。

2/12/2025, 11:40:39 AM


将来がこうであって欲しい。
願うならば今日を変えなければいけない。
今日が変えられないなら、明日を変えればいい。

20代で無理だった。
なら30代で叶えればいい。
30代で無理だった。
なら40代で叶えればいい。

未来の記憶に遅い事はない。

明日に見た未来の記憶。

2/9/2025, 3:59:18 PM

君の背中は大きかった。
歩くのが辛かったあの日、
悲しくて泣いていたあの日。
背負い歩いてくれた。
暖かさに安心して眠りについた。

時が過ぎて大きくなった私。
大きくなったねと言った君。

今では君の背中は小さく見える。
歳を取ったんだね、お父さん。

恥ずかしくて言えていない。
「あの日はありがとう」


君の背中は優しさに溢れていた。
辛くて耐えられなかったあの日。
喧嘩して素直に慣れなかったあの日。
優しく撫でてくれた。
優しさで包み込まれて泣いていた。

時が過ぎて大きくなった私。
友のように接してくれる君。

今では同じくらいの大きさになった。
私も歳を重ねたんだね、お母さん。

ちゃんと言えていない。
「あの日はごめんなさい」


2人の背中を見て、私は大人になった。
2人の背中を見て、私は子供のままだ。

恥ずかしくて言えていない。
「私を産んでくれてありがとう」
「2人が両親で良かった」

愛してくれて、寄り添ってくれた。
君の背中はあの日のままだ。


あなたは感謝を言葉に出来ていますか?

2/8/2025, 9:34:05 PM


昔は手を伸ばせば届くと思っていた。
夢も大切だと思える人も。
歳を重ねればできる事が増えていく、
歳を重ねれば忘れる事が増えていく。
夢は何か問うている。
大切な人を忘れている。

今は手を伸ばしても遠く離れていく。
私は孤独だ。
私は忘れている。
私はワタシを忘れている。
ワタシさえ遠くへ逃げている。

あなたはアナタを忘れていませんか?


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