意味がないこと
『本日は〜〜〜、、、、、』
やることが全く無くニュースを適当にながしていたら、今日は皆既月食だそうだ。
なんでも今年を逃すと3年後まで見れないんだとか。
やることも無いので少し外に出て見てみよう。
さっむ。スマホで撮ろうとしたけど画質悪くって見えないからやめた。
それにまたたった3年もたてばまた見れる。
ん?『たった』と『も』って正反対の意味じゃん。
けど俺は間違ってない。3年を『たった』と思う人もいるし、『も』と思う人もいるのだ。
日本語ってムズいなぁー。
って月食どこいった。まぁいいや。俺は『たった』3年と思うから。
けど、分けたところで意味がない。
3年という事実は変わらない。
それにきっと、ほとんどの人が3年後も自分は生きていると思うはずだ。
だから、意味がないと思うのだ。
柔らかい雨
掃除の時だ。
トイレ掃除をしていた私達のもとに1人の生徒がやってきた。
その後、詳しい内容は知らないが遊んでいて怒られたらしい。
遊んでいた2人は、直ぐに反省したものの、やってきた生徒は明らかに悪いにもかかわらず、一向に罪を認めなかった。
掃除の終わり頃、生徒3人共罪を認め、片付けをするよう言い渡された。
私は、生徒3人が悪いと思い何一つ気にせずその場を去ろうとした。
その時、一緒に掃除していた子が手を差し伸べて一緒に片付けをしだした。
その子は凄く優しい笑みを浮かべていた。雨が降ってきて少し気が悪くなりそうに見えたが、天気雨でその子を優しく、柔らかく照らした。
一筋の光
先日、オーケストラの全国大会があった。
自分達より何倍もの部員がいて、楽器もキレイで、制服もピシッとしていて、演奏経験も豊富な学校が沢山出でいる中、14校中13番目に演奏で、次が前回の優勝校というプレッシャーを背負いながらステージに立った、、、
演奏を終え、帰る途中のバスで先生からの1言が全員を歓喜させた。
『今までで1番良い演奏ができたと思います』
顔は見えておらず表情は分からなかったものの確かにそう言ったのだ。
青春漫画の様に上手くはいかなかったがこれは、私達の、学校の歴史に刻まれるだろう。
これからも挑戦は続く、、、