子供の頃は
今よりずっと
出来ることが少なかった
興味があっても
手を伸ばす勇気が無かった
子供の頃は
今よりずっと
自由に画用紙に絵を描けた
肌色にとらわれることなんてなくて
歌もただ我武者羅で
大人にはない、素直さや
純粋さや飛び込む勇気
思いもよらぬ考えだってあったな
我が子を見ていて
ふとそんなことを思うよ──
(2023.06.23/子供の頃は)
変化を求めて行動してももとある鞘に収まってしまう
刺激的なことがあっても
辛いことがあっても
鞘は……帰る場所は同じ
築き上げてきた自分の居場所
そこに向かって今日も歩く
変わらない毎日が日常──
(2023.06.22/日常)
一番は赤紫
赤と黒も好き
紫も好き
グレーやシルバーも
赤は血の色
黒は暗黒……闇
シルバーはシルバーアクセサリーが好きで、十字架が映える
紫は怪しさとセクシーさ
そんなことを昔に思ったことがある
今は少し違うかな
赤と黒は昔より丸くなったけど
イメージはそんなに変わらない
でも
丸くなったから?
赤紫が好きに加わった
シルバーも好きだけど
ゴールドも昔よりも好きになった
紫はセクシーというよりは
怪しいイメージ
好きな色、変わらなくても
イメージ知らないうちに
少し変わってたんだなぁ──
(2023.06.21/好きな色)
私を支えてくれているのは
たくさんの貴方と貴女でした
色んなことを教えてくれたのは
貴女でした
楽しい世界を教えてくれたのは
貴方で
趣味を広げてくれたのは
貴女で
私と友達になってくれたのは
貴方と貴女達で
私を好きになってくれたのは
貴方で
私を母にしてくれたのは
貴方と貴女で
私が夢中になれるのは
貴方がいてくれるから
“あなた”がいたから
今の私が存在してる──
(2023.06.20/あなたがいたから)
君と僕とで相合傘
僕が君を好きで
君が僕を好きで
両思い
僕と先輩と同じ傘
僕が彼女にフラれ
慰めの同じ傘
僕と後輩と同じ傘
後輩がフラれて
慰めるための同じ傘
僕と出会った相合傘
運命を感じた空色の傘
雨の度に同じ空色の傘
目印に彼女を待つ、相合傘
これから先
何年経っても
君と僕とで相合傘──
(2023.06.20/相合傘)