シュント

Open App
5/7/2023, 9:32:32 PM

僕には忘れられない大切な思い出がある
あれは中学の入学式だったろうか。初めて同じ学年の人の顔を見た。みんなほとんどが普通の顔だったがもちろん美男美女もいた。
その中で僕はとある女子に興味を持った。
自分の次の名簿番号の女子。彼女が時々見せる笑顔がなんかこっちまで元気が出て来て好きだった。
顔をよく見ると、さらさらな漆黒の髪。透き通った青色の髪。ラベンダーの香り。はっきり言って僕は彼女に惹かれていた。
入学式が終わると彼女が僕に話しかけてきた。
「君一緒のクラスだよね!これから一年一緒に頑張ろ!」帰り際、君は僕に話しかけてくれた。僕は話すのが苦手だから戸惑いながらあいづちをうつだけだったけど。すごく嬉しかった。
…だが、帰り道、自転車で帰っていた僕は、よそ見をしていた車に僕はひかれてしまった。
悲しかった。自分の人生こんなあっけなく終わるのか。と思った。自分の体は血だらけでもう体も上手く動かせない。不意にあることを思った。
(彼女とまだちゃんと話してないや)
そんな事を思った。
ちゃんと話したい。話して仲良くなりたい。
…そして
付き合いたい
僕は君に一目惚れをしたんだ。
最初で最後の一目惚れを…
初恋の日