生きる意味
僕が生きてる日常。
毎日、学校にいって帰ってきて飯を食って、一日で疲れ切った体を癒す為に風呂に入る。
そんな、変わり映えのない日常。
何もない様な日常は白紙の様だった。
けど、いつの日から僕はこの白紙のような生活に彩りを求める様になっていた。
白紙のキャンパスに色とりどりの色を塗って色鮮やかな生活を送っている人々に憧れていた。
けど、僕は僕じゃない。
全てを偽っていきているから。
この感情も、性格も、性別も。
全部、嘘だから。
だから、この生きたいという願望も、ありのままでいたいという願望も、きっと、嘘なんだ。
自分に素直になりたい。
そんな願望が芽生えた瞬間だった。
ルール
生徒会長は生徒のお手本として、見本として、そして模範としての解答。
だが、そんな自分を偽り続けるのは本当はいやだ。
けど、生徒会長になってしまったからにはどうすることもできないのだ。
そこ!廊下を走るなー…とかそこ!図書館では静かに!とか事細かなルールに縛られずに自由奔放な不良生徒に憧れる。
彼等は自分の気持ちに素直で、欲望に忠実。
そんな彼等のように、ルールに縛られず、友達とはっちゃけて、ふざけて、思い出作りに勤しむ。
そんな学園生活、きたいしてたなぁ。
もっと、自分の心に素直になりたい。
自分自身を縛る、ルールから解き放たれたいのだ。
今日の心模様
中学生、初めての授業参観。
親に見られるのが恥ずかしくて、こないで
咄嗟に言ってしまった。
本当は来てほしいけど、恥ずかしいと断ってしまった。
それから母が行事に来ることは無くなった。
少し寂しかった。
けど、私が撒いたタネだから仕方ないのかな…
届かぬ思い
あなたは赤信号を無視して飛び出したトラックにズルズルと引き摺られて赤い道を敷いて行った。
目の前で起きた事が理解できなかった、いや、理解したくなかったのだ。
私はその日、プロポーズされた帰りだった。
これから婚姻届を出して正式に夫婦になれる、幸せだった。
なのに、ドン底に突き落とされた。
わたしの思いはもう届かない。
あなたは地獄の門で、私の事を待ち続ける。
君の目を見つめると
見つめないで
気にしちゃうから
見つめないで
あなたの事が好きって人は
沢山いるとわかっているのに何故私なの?
見つめないで、好きって言われても、私のこと、分かってないでしょ。
私が貴方と釣り合うわけないし、付き合ってることみんなにバレたら、私、どうなるかわからない。
私、ムリだよ
あきらめて。
何度も言ってるでしょ?
もう、しつこい。
地獄まで、追ってこないでよ。
そろそろ、諦めてよ。
もう、わかったよ。
だから、私の事を、見つめないで。
貴方に、きみに見つめられるとはずかしいから
けど、わたしも、貴方をつい、見つめてしまうけど。