11/5/2023, 1:36:39 PM
真っ暗な部屋に、一筋の光が差し込む。ああ、朝が来たのか。そう理解するも、体はまだ布団を求めていて。
このまま自堕落に眠ってしまいたい、ぬくもりと離れたくない、我侭な思考に囚われそうになる。そんな秋の冷え込む朝のこと。
11/4/2023, 11:07:59 AM
秋。それは季節が大きく変わる境目。夏の賑やかさが遠くに消え、冬の厳しさが足音を立てて近付いてくる季節。
少しずつ終わりを迎えていく縁日や花火大会といったイベントに、寂しさを覚える。枯れ葉がガサガサと音を立てて風に攫われていく。秋は、哀愁をそそる、少しだけ寂しい季節だ。
窓を開けると、ひゅう、と冷たい風が吹き込んでくる。その風は、少しだけ冬の匂いがした。
11/3/2023, 12:30:37 PM
鏡に映る自分は、いつもの自分とは左右反対に映る。ならば、鏡の中の私は、私を逆転させたような性格をしているのだろうか。そんな事を考えながら、己の身繕いをする。