少しの物悲しさを添えて
あの日の景色は今も記憶にある

小さな額縁に閉じ込めて
時折眺める程度だけど

いつか取り出して
もう一度向き合う日が来るのだろうか

それとも永遠に
あの日のまま残しておくのだろうか

叶わぬ願いと
知っていても
想うことの価値は
きっと変わらない

祈ることで
心が満たされるから
短冊に込めた想いを
天の川へと放とう

私の心は空と同じ　晴れのち雨
そしてまた晴れ　ときに虹が出たり

恋する今は　喜びの太陽と
不安の雲が　交互に心を照らす

そう　一喜一憂
でも　心配しないで

空恋　私の心に広がる空は
空恋　あなたの笑顔で輝いている

悪口を波に乗せて
浜辺に残ったのは
大嫌いな自分でした

毒のない人間になりたいと
願って　願いを波に溶かします

アンサーを求めて
今日も私は
波音に耳を澄ませるのです

不恰好なココロごと
やらかいカーテンで
ギュッと包みこんだ

静かな時間が
流れていく
やわらかな襞に
隠した私の本音

外の世界は
色鮮やかだけど
時々眩しすぎて
怖くなる

だから私は
このカーテンの内側で
自分のリズムで
呼吸を整えるんだ