3/22/2026, 4:31:38 PM
守れるほどの力もないのに
全部を愛してしまった
ひとすくいも溢さないようにと
両手を差し出してみても
指の隙間から零れてゆく煌めきが
私の無力さを笑うように見えた
バカみたい…
バカみたい?
そうかもしれない
でもこの愚かさこそが私なの
3/13/2026, 1:18:09 PM
今では ありきたりに思える
異世界転生の主人公になったとして
何故かわたしは ひとりではなくて
隣には いつものように
あの人も居て
物語の本筋を無視してさ
ふたりきりで森を駆け抜けて
時々出くわす敵とかモンスターとか
そういうの全部スルーしながら
どこまでも 遠くへ行こうよ
ただ ふたりでいられる場所へ
勇者だとか魔王だとかどうでもいいんだ
わたしにとって一番大事なのは
あなたの隣でずっと
一緒に生きることだけなんだから
2/21/2026, 12:19:40 PM
理由づけした0からの
「せーの」の一歩は
空気抵抗さえも
味方に変えると知っているの
白線に置いた0を
踏みつけて離して飛ぶだけ
遠くに届くことだけが
正解なわけじゃない
さあ もう一度0へ戻ろう
次はどんな「せーの」になるか
わくわくな感情を
胸に吸い込んで
再び走り出す準備をして
2/8/2026, 10:21:27 AM
さいごに記憶に残るのが
ふたりの笑顔だったら素敵だね
さらさら波にさらわれていく
そんな記憶だとしても
ふたりは確かにここにいたんだと
信じたいから
言葉じゃ足りない想いは
笑顔に託して
いつかまた巡り逢えるその日まで…
1/29/2026, 3:45:17 PM
それは不協和音と
共にやってきて
一方的に想いを伝えてくる
その旋律も言葉も
心に残りにくい
皮肉でしかなく
何がしたいのか
わからないまま
ただ胸の中で
わだかまっている
歪な「あいしてる」の形
いつか解読できる日が
来るだろうか
それとも永遠に
謎のままなのか