きらきらの宝石たち
また朝がきて皆で作る一日
夜がくれば皆でぬくぬく眠る
きらきらの宝石たち
そんな毎日を折り重ねて
いつかは素敵な夢を叶えてく
大人たちは優しくて
友達はいつまでもあたたかくて
たとえ危険だとしても皆となら
ただ幸せで満たされていく世界
そんな もしもの世界
ありえたかもしれない
もう一つの物語 消えた幸せの側面
きらきら星の涙
きらめく星くずを集めて
かがやきの夢を織り上げる
これはそんな奇跡を夢見て綴る
小さな宝石たちの残酷な物語
ちいちゃいころの トラウマ
ねずみばあさんが わらうよ
ちいちゃいてをにぎって ねむったよ
ねずみばあさんが わらうから
ねずみばあさんは わらいつづけてる
いまも きえてくれないの
むかしと おなじで いやなのに
ねえ なんで わらってるの
えがおになじみすぎて
わらってないと こわれちゃうから?
ねずみばあさんのせいで
いまでも えがおがすこしこわいんだ
えがおをみるのも
ぼくがわらうのも……
やあやあ お嬢さん
紅茶の香に誘われたのかい?
スコーンで 恋をしたいなら
スパイスたっぷりの紅茶をどうぞ
おすすめはセイロンで
ついでにお砂糖は如何?
それとも 甘い甘い生クリーム?
一口飲めば心に花が咲くよ
もしもお嬢さんが夢に浸りたいなら
その時はアッサムの紅茶をどうぞ
さあ もう一杯どうぞ お嬢さん
だって紅茶は君の味方なんだもの
ほら こんなに香るでしょう?
だから このティーカップも味方なのさ
逃げないでお嬢さん
もう少しここにどうぞ
だって ここは終わらないお茶会
三月ウサギの用意した庭のお茶会
白うさぎを追うより楽しいお茶会
終わらせることのない気違いのお茶会さ
青をおいかけて おいかけて
おいかけているあいだは
続いていく青い空
いちばん高いところで
そっと横たわっているのが
見えるでしょうか?
寄せてくる青に あたらしい青が
重なるから またおいかけて
おいかけているあいだは
続いていく青い空
いちばん高いところで
そっと笑っているのが
見えるでしょうか?
こうして追いかけていると
ただ追いかけているだけの
むなしさを感じる気がするけれど
あたらしい青に出会う
どきどきもあるのです
わたしの中のしぶとい何かが
ゆっくりとほころんでいくような
かたの荷をおろすような
そんな時期がきたよ
ひとつの線引き
あっちからこっち
ころもを一枚ふやして
あらたな一歩をゆく