一件のLINEに僕は嬉しくもなったし、悲しくもなった
一件のLINEが来ること数十分前は、僕は
外をボーと見ていていた。
そこへLINEの着信の音がしたから見てみたんだ。
そこにはこう書かれていたんだ。
「こんにちは。貴方様にお知らせがあります。
嬉しい報告ですよ?いいですか?とっても嬉しい
ご報告です。貴方様の亡き骸がご家族のもとに行き
ました。でも暑い時期なので腐敗していたそうです
が、でも無事ご家族のもとに行かれたんでよかった
ですね。でも、まあ、貴方様はあちら側に行けませ
んがね。何故か気になりますよね。だって、貴方様
は、ちゃんと人生をまっとうしていないからですよ
では、ちゃんと罰を受け、その罪を償ってください
長くなりましたが、さようなら。」
街の明かりって綺麗だよね。
僕もそう思うんだ。
夕焼けから夜になる時
街の明かりでとても綺麗に
この目に見えるんだ。
でもこの綺麗な景色を見るのも今日まで
だって今日、僕は
この世から消えるからさ
窓越しに見えるのは
地獄ような世界
でも綺麗な世界も見せてくれる
だから嫌いになれない
そうゆう自分が嫌いだと
思ってしまうんだ
子供の時はよくあの子たちと遊んだよ。
大人の人はダメだと言うけど遊んだんだ。
今高校生くらいの僕は今もあの子達とよく遊ぶ。
大人の人たちはもう何にも言わなくなった。
きっとなに言ってもだめだと思ったのだろう。
ああ、あの子達というのはね。
幽世の住人だよ。
まあ、妖怪とも言うね。
でもあの子達は皆僕の親友のような、兄弟のような
そんな存在なんだよ。
だからね、あまり悪く言わないでおくれ。
それじゃ、僕は行ってくるよ。
未来ってもし見れたら
素敵だと思いませんか?
でも未来が分かったら
少しつまらないかもね
だってどうなるかって
分かりきってしまうの
それはすこしつまらない
そう僕は思いました。