3/13/2025, 9:35:10 AM
終わりの先に始まりがあると思っていた。
大切なものがつくれなくなるなんて思わなかった。
真っ青な空と草原の合間を泳ぎたい
終わり、また始まっていくその時に
私は名もなき旋風でありたい
12/10/2024, 10:02:33 AM
掌の熱と
脈打つ胸の鼓動が
私と、すぐ隣の温度が
無機質でない事を教えてくれる
鼓膜が震え、一定のリズムを刻む
うるさくて、騒がしくて
たまらない
11/9/2024, 7:55:19 AM
日の下では身を焦がし
胸の内に住まう悪魔を人にならせる者なし
閉ざされた門は錠がかかり、城壁内に侵入者なし
口中では砂利が唾液と共に乳白色の欠片を
弄んだのち嚥下する
いみのないもの
11/8/2024, 12:26:59 PM
あなたの橙色に輝いた言の葉が
ひらひらと陽に溶けて
紅葉に廻り世界は彩る
11/7/2024, 7:17:09 AM
柔らかな雨が静かに鼓膜を溶かし
優しいメロディを刻んでいる。
唇から滑り落ちた冷たい呟きはぽちゃりと姿を溶かし、
冷たい声色は水溜まりの中でこくりこくりと温もりに頭を揺らすのだった。