どうせ眠るなら星に包まれて眠るより、月に包まれて眠りたいものだ。
月だけにツキもアップ!
……なんてね。
カチコチと時計が動く。
一定のリズムで正しい時を刻んでいる。
しかしある時から時計は逆方向にグルグルと回るようになった。
だがある日は正方向にグルグルと回っていた。
それからしばらくすると間違った時を一定のリズムでカチコチ刻んでいた。
それから数日後、様子を見てみると時計は時を止めていた。
時計は静かな終わりを迎えたらしい。
今までお疲れ様でした。
僕は人から色々なものを奪って生きてきた。
お金や誰かの大切なもの、時には命だって。
いや、それだけではない。誰かの身体も奪って自分のものにして生きてきた。
何度も何度も身体を奪って生きてきたせいか、自分の生きる目的や自分はどこの誰だったのかもあやふやになっていった。
奪うことが目的ではなかったはずだ。なのになぜ息をするように奪っているんだろう?
そんなことを考えていると僕の前に天使が落ちてきた。
その天使は大ケガをしていた。いつもの僕だったら身ぐるみ剥いで売り捌いたり回復を待って見世物にしようと考えるところだけど、この時ばかりは心から助けたいと願った。
だけど天使は日に日に衰弱していって、助かる見込みもなくなっていった。
だから僕は天使の身体を奪った。
そうすれば天使は僕の身体で生きることができる。
僕はどうなってもいい。ただ、天使に生きていてほしかった。
これまでその身体で犯した罪をなすりつけてしまうようで申し訳ないけど、これしか方法はなかった。
こんな極悪人に願われてもしょうがないとは思うけど、どうか願わせてほしい。
君のこれからの人生と心の旅路に幸多からんことを。
凍った鏡は鏡の役割を果たせるのだろうか?
……と考えてふと気づく。
凍てつく鏡って結局氷のことではないのだろうかと。
それか手鏡とかを冷凍庫に入れてカチコチに凍らせてもそれはそれで凍てつく鏡になるのだろう。
……それはそれで夢がない気もするが。
でもなんだろう。凍てつく鏡という言葉からなんとなくゲームの重要アイテムっぽいものを感じてしまう。
中盤辺りのキーアイテムになってそうだ。
雪明かりの夜……
文字にしたらなんかロマンチックな雰囲気を醸し出してるし、実際に体験してみたい気もする。
でもいざ本当にその時が来たら「寒〜い……」しか考えられないんだろうなあ。
……やっぱり雪は暖かい安全圏から眺めるのが私は好きなのかも。
それはそれとして降ってほしいしたまには積もってほしいけど。