昔、何かの拍子にぐるりと視界だか世界だかが回ってそのまま前に一回転して学校の椅子にどすんと落ちたことがある。
どすんと言っても椅子も机も微動だにせず傍から見ればちゃんと椅子に座っている感じだが、それでも着地の衝撃はあった。
休み時間の真っ最中だったとはいえ、周りは私に何の関心もなくて(今のは……夢?)と首を傾げたのを覚えている。
あれはいったい何だったのか。今でもわからない。
もしかしたらあの時ここに、パラレルワールドに落ちてしまったのかもしれない。
……ということは私って異世界人!?
わー! 私ってすごい人だったのかも!
グルグルグルグル。
すごい勢いで時計の針が回る。
いつもそんなことはないのに、この時だけはグルグル回る。
回って回って回って……長針、短針、秒針、全ての時計の針が重なってピタリと止まる。
さっきまでの勢いを忘れてしまったかのよう。不気味なほどうんともすんとも動かない。
しばらくするとまた時計の針はグルグルと動き出して正しい時を刻み始めた。
……しかし、電波時計の電池入れ替えの針グルグルにちょっとビビるのは私が怖がりだからかなあ……
今日も楽しかったね!
ねえ明日は何して遊ぼっか?
……え? もう遊べない?
何言ってるの? ずっとずっと僕と一緒に遊ぶって約束したじゃない。
ウソだったの? 僕を騙したの?
……遠くへ引っ越すの? 僕の知らないところ?
なーんだ、それなら僕もついていくよ!
君のためならこの家を捨ててもいいや。君が来ないんだったらここで待っててもしょうがないもん。
……外国? 僕は連れていけない?
大丈夫、大丈夫! 僕は君についていくから!
ほら、こうして君の背中に……はい! これで僕と君はどこへ行くのも一緒だよ!
あはっ、最初からこうすれば良かったね。そうすればずっと君と一緒にいられるんだもん。
あれ? なんで泣いてるの? しかもかなり震えてさ。
……ああ、そっかぁ! 僕と一緒になれて嬉しいんだね! そっかそっか!
ふふ、嬉しいなあ! 君も僕とおんなじ気持ちなんて!
これからはずーっとずーっと一緒だよ!
いっぱい遊ぼうね。僕は君さえいれば他はどうでもいいんだ。大好きだよ。僕だけの君。
……悪霊ってなあに? ねえ……、君はそんなこと言わないでしょ?
だって君は永遠に僕のお友達で優しい良い子でしょ?
悪い子には……きつ〜いおしおきしなくちゃね。
痛いのは嫌だよね? 僕も君に酷いことしたくないんだ。
ふふっ、ほら笑ってよ。僕は君の笑顔が好きだからさ。
ほーら、笑えよ。心から。
cloudy……日本語では曇り。
今日は晴れだったけど、最近私の心は曇り空。
なぜなら、鼻はムズムズするしくしゃみめっちゃ出るし目もめちゃくちゃ痒いからだ!
というか去年は全然痒くなかったのに、今年めちゃくちゃ痒いんだけど!
春だけでなく秋もそんな症状出るなんて……!
うう……これから毎年二回は花粉と戦わなければならないのか……
ペットが亡くなることを『虹の橋を渡った』とよく表現されるが、それを知ってから子ども向けのアニメやら絵本やらで虹を渡るシーンを観る度に、この描写はもしかして……? と思うようになってしまった。
そんなことはないと必死に心の中で否定するが、一度芽生えた疑念は中々摘み取ることができない。
だが、とあるものを見ればしばらくはそんな疑念忘れることができる。
それは、マ◯オカートのレインボーロードだ。
マリ◯たちが元気にレインボーロードを走行していて、しかもキノコやらスターやらトゲゾーやらてんやわんやしているのを見たら疑念のことなどどこかに吹っ飛んでしまう。
というか◯リオだったら虹の架け橋を渡っても「景色きれー! 今回はこんな感じなんだ!」と疑念を全く考えずに納得できる気がする。
そういう意味では一番死から遠いゲームキャラなのだろう。
すげーなマ◯オ……
§
09/23 追記
盛大に間違えていたので修正。
どうして間違えている真っ最中は気づかないのに、全てが終わったら間違えたことに気がつくんでしょうかね……?