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5/9/2025, 10:38:50 PM

【夢を描け】

30代前半の自分。

何か今の生活に限界を感じていた。

何かを変えたい。

そんな思いあった中で、

良い機会が巡り合い、結婚した。

何かが変わるかも、と夢を描いていたが、

現実は甘かった。

はじめのうちは気持ちに余裕もあり、

うまく生活と仕事のギアが回っていた。

気持ちのすれ違いが多くなった現在は、

生活も仕事もうまくは回っていない。


夢を描いて、一歩踏み出すことが大事だが、

そこから先は、努力次第ってことかな。

5/7/2025, 10:17:08 PM

【木漏れ日】

雨の日の学校行事の登山。

中止も考えたが決行した。

思ったりより登りやすかった。

雨は木々に遮られ、霧の山は神秘的だった。


午後から予報では曇りだったが、

一瞬太陽が出た。

木漏れ日がとても気持ちよかった。


自然の豊かさを感じられた登山だった。

やってみるもんだな。

5/5/2025, 11:31:02 PM

【手紙を開くと】

手紙は素晴らしいと思う。

文字を見ると、その人の存在やその時の状況がよみがえる。

そして、懐かしい気持ちになったり、切ない気持ちになったりする。

感情が揺さぶられる。

教員の仕事をしていると、手紙をもらう機会がわりとある。

卒業式や、何かをもらった時など。

この前ふと手紙が入っている引き出しが目に入り、久々に見てみるかと思い、これまでもらった手紙を開いた。

(過去の思い出に浸りすぎるのはどうかなと思い、普段はあえて見ないようにしている)

やはり感情が揺さぶられた。

大学時代に一瞬だけ交わったTさんや、卒業が大変だったIさんの親子、いつもお菓子をくれたNさん。

20代の頃の私は、今よりも良くも悪くも真っ直ぐだったな、と。


手紙を開くと・・・

たくさんと温かい人たちと、真っ直ぐだった自分がいました。

5/4/2025, 10:25:24 PM

【すれ違う瞳】

顔を少し上げる。

すれ違いざまに他人と瞳を合わせるが、すぐ逸らす。

そしてまた下を向く。


自分に自信が持てない。

他人と関係を築くのが怖い。

自分と相手の間に壁を作ってしまう。


そんな自分を変えたい。

もっと人と人の関わり合いの中で生きたい。

無機質な自分。

5/3/2025, 11:46:29 PM

【青い青い】

22歳の春、大学の卒業旅行で小笠原諸島に行った。
(卒業式をサボった)

おがさわら丸(通称おがまる)に乗って、芝浦ふ頭を夜10時に出港。そこから27時間の船旅が始まる。

これは長い。とても長い。本当に長い。

幸いに私は芝浦ふ頭で船を待つ間に、2人の女性(大学生と45歳くらいの大人の女性)と仲良くなり、色々話しながら27時間を過ごした。

大人の女性の名言は今でも覚えている。

「地球の3割が陸で、7割が海だがら、海に潜らないなら、地球の3割しか知らないことになる。私は地球をもっと知りたいから、7割の海に潜り続ける」

それで小笠原にダイビングをしに行く、とのことだった。

大学生の子とは、ラウンジで青いカクテルを飲んだ記憶がある。

27時間の船旅で船酔いをしようものなら、地獄と化す。私は、最新の注意を払い、船酔いしないように努めた。

酔いかけたら、すぐに効く酔い止めを飲む。

シャワーは個室だが、個室はとても酔いやすい。よってシャワーはやめ。

雑魚寝するところは、人がたくさんいて、足も伸ばせなかったため、結局、食堂で寝ることになった。

とても長い夜だった。眠れたのか、眠れなかったかは覚えていない。

そんなこんなで夜が明け、3人で朝食をとり、到着を待った。

父島に着く頃になると、ちょっとだけ波が高くなった。ジェットコースターに乗るような感覚だが、ちょっとだけだったので本当助かった。

27時間の船旅を終え、父島に無事到着。

そこで、父島の人たちに出迎えられ、本土ではみたことのないような木々を見た瞬間、来てよかった、27時間耐えて良かったと思った。

そこからは3泊4日、父島で2泊、母島に1泊した。

もしこれから小笠原に行く人がいたら、母島に行くこともお勧めする。

父島からさらに船で3時間くらいかかるが、母島は手付かずの自然が残っていて本当に素晴らしい。

私は3日目の午後に、母島の最南端を目指した。日本で数少ない、南十字星が見える場所だ(私は見なかったが)。

最南端に着くまでは大冒険だ。南国のジャングルの中を30分くらい歩いて、最南端の崖の上に着く。

そこで見た景色は、私の人生でも最も美しい景色の一つだ。

南を見るとただただ、青い青い、本当に真っ青な海が広がる。

崖に打ちつける波の白と海の青が広がる。

反対を見ると、母島の木々の緑が一面に広がる。

心に響く自然の景色だ。

よくもまぁこんな遠いところまで来たもんだ、と。
でも本当に来て良かったなと、青い青い海を見て、そう思った。

たくさんの景色と、小笠原で出会った人々との思い出を胸に、帰りに27時間の船旅に出る、と。

青い青いにたどり着くまで、長くなってしまった・・・

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