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5/10/2025, 11:19:00 PM

【静かなる森へ】

ドラクエ風

森の奥深く――
薄明かりに照らされた祠の前で、空気がふるえる。
突如、光が舞い上がり、ひとすじの声が響いた。

「……よくぞここまで来ました。勇者よ。」

現れたのは、長き眠りについていた森の精霊。
だが、その微笑みはすぐにかき消される。
大地がうねり、黒き影が森を包み込む――

「この森は渡さぬ。貴様らもまた、静寂となれ!」

叫びとともに現れたのは、森を蝕む邪なる魔獣。
木々が悲鳴を上げ、空は黒く閉ざされる。

今、静かな森に最後の光がともる。
精霊の加護を受けし者よ――
闇を祓い、森に再び平穏を取り戻すのだ!

5/9/2025, 10:38:50 PM

【夢を描け】

30代前半の自分。

何か今の生活に限界を感じていた。

何かを変えたい。

そんな思いあった中で、

良い機会が巡り合い、結婚した。

何かが変わるかも、と夢を描いていたが、

現実は甘かった。

はじめのうちは気持ちに余裕もあり、

うまく生活と仕事のギアが回っていた。

気持ちのすれ違いが多くなった現在は、

生活も仕事もうまくは回っていない。


夢を描いて、一歩踏み出すことが大事だが、

そこから先は、努力次第ってことかな。

5/7/2025, 10:17:08 PM

【木漏れ日】

雨の日の学校行事の登山。

中止も考えたが決行した。

思ったりより登りやすかった。

雨は木々に遮られ、霧の山は神秘的だった。


午後から予報では曇りだったが、

一瞬太陽が出た。

木漏れ日がとても気持ちよかった。


自然の豊かさを感じられた登山だった。

やってみるもんだな。

5/5/2025, 11:31:02 PM

【手紙を開くと】

手紙は素晴らしいと思う。

文字を見ると、その人の存在やその時の状況がよみがえる。

そして、懐かしい気持ちになったり、切ない気持ちになったりする。

感情が揺さぶられる。

教員の仕事をしていると、手紙をもらう機会がわりとある。

卒業式や、何かをもらった時など。

この前ふと手紙が入っている引き出しが目に入り、久々に見てみるかと思い、これまでもらった手紙を開いた。

(過去の思い出に浸りすぎるのはどうかなと思い、普段はあえて見ないようにしている)

やはり感情が揺さぶられた。

大学時代に一瞬だけ交わったTさんや、卒業が大変だったIさんの親子、いつもお菓子をくれたNさん。

20代の頃の私は、今よりも良くも悪くも真っ直ぐだったな、と。


手紙を開くと・・・

たくさんと温かい人たちと、真っ直ぐだった自分がいました。

5/4/2025, 10:25:24 PM

【すれ違う瞳】

顔を少し上げる。

すれ違いざまに他人と瞳を合わせるが、すぐ逸らす。

そしてまた下を向く。


自分に自信が持てない。

他人と関係を築くのが怖い。

自分と相手の間に壁を作ってしまう。


そんな自分を変えたい。

もっと人と人の関わり合いの中で生きたい。

無機質な自分。

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