Shizuku

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7/12/2023, 11:13:01 PM

お題
『これまでずっと』


ずっと我慢してきた。
この日々に、もしかしたらなんてもうない。
お兄ちゃんは最愛の人と結婚するのだ。


お兄ちゃんと私は2個違いで同じ高校にいた。
私はずっとお兄ちゃんが好きだった。
でも言葉にはしなかった。して、家族、という形も残らなかったら と思い言わなかった。

けどそんな中お兄ちゃんは恋をする。お兄ちゃんと同じ学年の先輩。可愛くてかっこよくて優しくて、その先輩に嫉妬して嫌がらせをしたこともある。でもその人は全然気づいてなくて、、いやきづいてたかもしれないけど、そんな私にも優しかった。

6年付き合って、結婚。6年も我慢した。
けど言い出さなかった。だって2人が幸せそうなんだもん。自分の気持ちを抑え込むくらいに、、幸せなんだもん。

この気持ちは自分の中に秘めて大切にする。
いつかこの思いが私の最愛の人に届きますように。

お兄ちゃん、先輩 おめでとう。


7/11/2023, 12:51:06 PM

お題
『1件のLINE』



ピコンッ


今日もいつものように推しを眺めている時だった。
私のスマホに1件の通知が来た。
なんだよ、、今推しに浸ってたのに……
そう呟きながらも渋々通知を開いた。



「好きです。付き合ってください。」




通知の内容は告白だった。多分……。
いや、付き合ってくださいって書いてあるから告白か…
送ってきたのはクラスの男子、あまり話したことはないがまぁ、世間で言うイケメン&陽キャ。
そんな人が私なんかに、、そう思ったが返信をすることにした。



『ごめんなさい。あなたのことよく知らないので』



思ったことをそのまま返した。そうしたら1秒も経たないうちに返信が来た。



「は?俺振られた??」

「なんでお前みたいなキモオタに振られなきゃいけねーんだよ」



私は戸惑った。



『えっと、』



思わず言葉を返す。



「え、気づいてない?w」


「嘘コクだよ?w」


嘘コク……。あぁ、私今いじられてるんだ。
”キモオタ”その言葉にも引っかかった。
確かに私はオタク。だけどキモイなんて付けないで欲しい。2次元だろーがなんだろーが好きな気持ちをそういう言葉でおさめんな。と嘘コクされた悔しさより怒りの方が大きかった。



『あ、そうですか。では』



そう冷静に返事をし、スマホを閉じる。
でも相手は懲りなくメッセージを送ってくる。



『うるさい。』



一言だけそういうと私はその男をブロックした。
何も言えてないけれどスッキリした。


7/10/2023, 12:13:30 PM

お題
『目が覚めると』



目が覚めるとそこはお菓子の国だった。
まるで、私が思い描いているような世界。

私がこんな世界があったらいいのに、そう感じている世界。
ヘンゼルとグレーテルに出てくる家みたいに全てのお菓子は食べれて、川だってチョコで出来ているし、ジュースにだってなっている。

ふと、小学校低学年の時のことを思い出した。
その頃は自由帳っていうのがあって私は夢中で絵を書いていた。

川は色々なジュースで土や壁も食べれちゃう。
そんな想像が出来ていた小学生時代が懐かしい。


久しぶりにこんな過去に浸かるのも悪くない。
もう少しこの世界に居たいな…と思いながらも目を閉じ明日へと向かった。


7/10/2023, 12:07:52 PM

お題
『私の当たり前』


私の当たり前は家族がいること。

父がいて母がいて兄がいて妹がいて。

一軒家で夏は涼しくて、冬は暖かくて、

そんな環境








そう願いたい。

7/8/2023, 11:08:37 PM

お題
『街の明かり』



辺りが暗くなると街には明かりが灯る。
橙色の暖かい光が暗闇を照らす。

その光の中には何があるんだろう。
楽しい家庭?騒がしいお店?


『いいなぁ……』


ふぅ、と私はため息をつく。
ここ最近仕事の都合で家に帰っていない。
夫も、娘も、息子もいる。

今何をしているんだろ。そう考えながら街の真ん中を駆け足で歩いた。

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