「誰よりも」
きっと食いしん坊でしょう。
食べたい時は食べます。
食べれない時は水でも飲んでます。
太ったら運動します。
コントロールなんて出来ないのです。
糖尿病になってないのが不思議。
「10年後の私から届いた手紙」
還暦を迎えました。相変わらず元気
にやっています。
子どもたちも社会人になり、孫も高
校生になりました。あっという間で
した。
今、あなたが使っている携帯電話は
使えなくなってしまいました。
まだしばらくは時代の進化に驚くで
しょう。
では、10年後で待っています。
「バレンタイン」
遠い日の淡い思い出、、、
もう一回でいいから、告白する時の心
臓が飛び出るんじゃないかと思う程の
ドキドキを味わってみたい。
「待ってて」
とてもお世話になった叔父さんが救急
で運ばれた。
若いころからお酒が大好きで、肝臓が
だいぶ悪かったようだ。
命の危険もあって直ぐに病院にかけつ
けたが、思っていたよりも顔色も良く
いつも会う時の叔父さんの顔だった。
「今日は皆んな来て賑やかだったから
また今度ゆっくり来るね、叔父さん、
待っててね。」と伝えてその日は帰っ
った。
私は叔父さんに千羽鶴を折って持って
行こうと空き時間に少しずつ作ってい
た。あともう少しで完成という時に叔
父さんの容体が急変した連絡が入った。
慌てて家のことを済ませて出かけよう
とした時に母親から叔父さんが亡くな
った連絡が入った。
「また今度来るから待っててね」
その言葉が叔父さんとの最後の会話に
なってしまった。
叔父さん、遅くなっちゃった、、、
それ以来、「待っててね」なんて言葉
は使わなくなった。
たくさん可愛がってくれたのに、中々
お返しが出来なくてごめんね。
叔父さん、ありがとう。
〜鯖缶のコーナー〜
この話はノンフィクションです。
独身だった叔父さんは初めての姪の
私をとても可愛いがってくれました。
会う度にたくさんのお小遣いをくれ
ました。からかわれたり、ちょっか
いを出されたりしたけど、どんな時
も優しくて楽しい思い出しかありま
せん。
ありがとう、叔父さん。
「伝えたい」
いつもありがとう。
たまたま見に来てくれてありがとう。