12/11/2024, 7:26:51 PM
あなたの間違いも嘘も、
私はいつも笑いにして流してあげていたの。
気づいてなかったわけじゃない。
傷ついてなかったわけじゃないんだよ。
なんでもないフリをして、
馬鹿で単純なあなた好みのいい子を演じて。
都合よく利用されてるだけでもよかったの。
あなたの笑顔の理由に私が一瞬でもなれるなら。
あなたの中に私がずっと存在できるなら。
あなたが私を求めてくれるなら、
それがどんな理由でもよかった。
でもね、ずっと我慢、我慢、我慢、我慢。
辛いのに笑って誤魔化して、
苦しいのになんでもないフリをして、
あなたに本当は気づいて欲しかった。
私の些細な表情や行動の変化で、
本心まで見抜いて欲しかった。
偽りながらずっと、私はあなたに理解されたかった。
『なんでもないフリ』