#ないものねだり
あなたはあの人なんかどーでもいいと言うけれど、
あの人はあなたを愛してる、
私がいくらあの人にアピールしても伝わらないのに、
あなたは、あの人と目を合わせただけで、あの人の頬を赤くする、
ズルい、あなたと私何が違うの?
一緒に遊んで、一緒に寝て、
私たちは一緒に育ってきたのに、、、
いつの間に、あなたはそんなに遠い存在になったの、、、
お願い、あの人を、、、
私に頂戴?
好きじゃないのに、
あいつのことなんか
でも、なんで私の頭から離れてくれないの、
あいつが私を呼ぶ声で目が覚めた、
あいつはもちろんいなかったけど、
夢の中にまで出てこないでよ、、、
好きになっちゃうじゃん、
何故、世間では雨というものにマイナスイメージがあるのだろうか、
気分が沈むと雨が降る、、、
雨がないと、私たちは生きていけないのに、
草木も花も私達も雨に生かされている
パタン
私は本を閉じた、
「雨音〜!ご飯よ〜!」
階下でそう叫ぶ母親の声がする、
中にはいいこと言うやつもいるじゃないか、本に向かって自分勝手に批評をしつつ、階段を降りる、
テレビから、、、
それでは、明日の天気です!
明日は晴れ、所によって雨が降るでしょう!
今日ね、○○君と遊びに行ったんだー!
楽しかった、また行きたいな、、、
僕と電話しながら、君はふとそんなことを言った。
呑気そうに、チョコの銀紙をガチャガチャ言わながら
君は、知らないんだろうな、
僕が考えてることなんて、、
知りたいとすら思ってないかもしれない、
僕はずっと、君の唯一になりたかったのに、、
だけど、君には届かない、わかってる、
だから、ごめん、
僕は君の元から旅に出るよ、君の傍で君が他の奴と遊んでいるのを見ていられないから、
ごめん、ごめんな、
僕にとって特別な君へ
私の通っている高校は私立の中高一貫だ。
みんな狂ったように勉強をする。他のことは何も考えずに。
そして、私が人と違うことをすれば反対する、
うるせえよ!!お前らとは違うんだ、お前らと一緒になんかなりたくない!
私はもっと自由に生きたいんだ、勉強だけに縛られずに、、、
でも、、、
今の世の中はやっぱり学歴社会で、勉強以外で食っていけるのは極一部。
そう思えば、私なんかより、そいつらの方が偉いんだろなー、
つまんない世界だぜ、
バカみたい