手を繋いで
「久しぶりに出掛けるんだから仲良く手を繋ごうよ。」
なぁんて、小さい頃から両親に言われてたのに、
気づいたらもう私も大人の仲間入りだよ。
そして、私の隣にいるのは大切な家族。
私の両親も大切な家族、だけど私は他にも新しい家族ができたよ。
お母さん、お父さん、ずっと見守っててね。
そして、ようやく2人の気持ちがわかった。
手を繋ぐと、心まで暖まるんだね。
今では家族みんな、恥ずかしがって手を繋いでくれないんだけどね。
そんな中、気づいたら私も2人と歳が近くなってきたよ。
私の大切な年の離れている子もとうとう結婚するらしい。
だんだんと一緒にいる人、時間が減っていくけどね、
私は今の暮らし、すっごく満喫してる。
そしたらね、久しぶりに家族が手を繋いでくれたんだ。
その手は今までで一番暖かく感じたよ。
少し名残惜しいけど、私もそろそろそっちに会いに行くかもね。
逆さま
私たちは普段、逆さまで日常を過ごしていない。
見慣れない逆さまの日常はどういうものなのだろうか。
木も逆さまに見え、青空は床に見えるのだろうか。
私はそんなことを考えていた。
そんな時ふと、このアプリを開くと
--逆さま--
というお題があった。偶然とはこんなにもすぐに
巡り会うものなのか。
世の中とは誰にも予想のできないものだ。
冬のはじまり
暑い夏が終わって、
気がつけば寒い冬になりかけていた。
半年とはなぜ、こんなにも早く来るのだろうか。
でも実際は時が過ぎるのは早いわけではない。
自分たちが早く感じているだけ。
最期が終わるまで、
私たちの体内時計は永遠に動いている。
でもそれは、「だんだんとズレていくのではないか」
と、私は考えている。
そして、冬のはじまりになるとたくさんの動物が冬眠を始める。
そんな動物はどのように冬眠をする時期だと察しているのだろうか。
終わらせないで
どうか、このひと時を終わらせないで。
私にとって大切な思い出をずっと覚えていたいから。
私は、この瞬間を永遠に続いて欲しいと願っているから。
微熱
今日は体が重い。
念の為熱を測ると微熱だった。
あんまり辛くはないから学校へ行った。
それでも私は元気になった。
大切な親友たちのおかげで。