9/7/2022, 11:41:15 AM
雨雲の足跡のようなもの追った
ざわめきは点へ変わるまでは香
9/6/2022, 10:21:10 AM
薄明鳥に名を与えこの日午前五時
西の林檎を朝焼けとして
9/5/2022, 10:17:59 AM
うちがわに七色おさめたまま朽ちて砕けてはじめてなけて砂浜
牡蠣を剥く九月のナイフ
藻はたわみ抜かれていった千切られてった
9/4/2022, 10:12:41 AM
山
の
端
に
薄 紅茶を注ぐ瞳のひとえ
い
日
の
入る谷底へ
9/3/2022, 8:38:28 PM
些細なことは些細なことだ
夕暮れに決めた離婚は焼きそばのせい