8/30/2025, 12:54:38 PM
「ふたり」
一人以上独り未満
8/28/2025, 9:39:22 AM
「ここにある」
ここにあるものを使って、貴方のしたいようにやっていいですよ。
号令がかかって、皆おのおの作業しだす。
隣の子、ハサミ持ってる。接着剤はあの子がもってる
「ねえねえ、それ貸してくれない?」
お願いしたとき、先生が止めに入った。
「意地汚いことしないの。自分だって、素敵なお道具持ってるでしょ!高望みしないの」
欲張りな子に育つから。
8/25/2025, 11:46:07 AM
「もう一歩だけ、」
あと、一歩…!もう一歩だけ…!
「降ります!降りま…」
扉がしまる。
アナウンスがかかり、窓の景色が横に靡き、ビューンと流れてしまう。
「あ…もう、一歩だけ…、」
8/24/2025, 10:10:12 AM
「見知らぬ街」
見知らぬ土地の人は、もちろん私のことを知らない。
見知らぬ街に飛び込むと、誰も私を意識せずに日常を送っていることが分かる。
それの息のしやすいこと。
誰か私のことを知らない人。
一緒に散歩でもしません?
8/22/2025, 1:06:27 PM
「MidnightBlue」
深夜の空に焦がれるほどの憧れがある。
カーテンが薄いヴェールだったらよかったのに…窓の外、夜はなにが広がるのだろう。
あんまり、変わらないかもしれないな。
夜は赤い可能性があるし。
深い夜は月ごと全部が真っ青かもしれないし。