8/25/2025, 11:46:07 AM
「もう一歩だけ、」
あと、一歩…!もう一歩だけ…!
「降ります!降りま…」
扉がしまる。
アナウンスがかかり、窓の景色が横に靡き、ビューンと流れてしまう。
「あ…もう、一歩だけ…、」
8/24/2025, 10:10:12 AM
「見知らぬ街」
見知らぬ土地の人は、もちろん私のことを知らない。
見知らぬ街に飛び込むと、誰も私を意識せずに日常を送っていることが分かる。
それの息のしやすいこと。
誰か私のことを知らない人。
一緒に散歩でもしません?
8/22/2025, 1:06:27 PM
「MidnightBlue」
深夜の空に焦がれるほどの憧れがある。
カーテンが薄いヴェールだったらよかったのに…窓の外、夜はなにが広がるのだろう。
あんまり、変わらないかもしれないな。
夜は赤い可能性があるし。
深い夜は月ごと全部が真っ青かもしれないし。
8/21/2025, 12:30:17 PM
「君と飛び立つ」
先に巣立つって卑怯じゃない?
黒い羽の君を見ながら思った。
俺は今日飛び立つ。
君は待っててくれた。
俺が白い羽を伸ばすと、彼は黒の羽を僕よりも後ろで控えめに広げる。
「一緒に飛ぼうよ。遠慮なんかしないで2人でさ」
君と、飛び出した。
8/20/2025, 12:26:39 PM
「きっと忘れない」
昨日のことは忘れられないが、
今日のことは忘れる。
明日のことはきっと忘れない