薄荷

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5/27/2024, 11:10:56 PM

私は死後の世界というものをそんなに信じていない、だけど神社には定期的に行くし少しばかり信じているところがある。日本人らしい曖昧な信仰心だとは思う。
死後の世界のことより今を生きているのに精一杯で、夜眠れないのが目下の問題だ。やりたいことは多くて、悩み事も多くて、ひとりで静かな空間にいると余計なことばかり考える。最近は睡眠用BGMがないと寝つけやしない。
眠れない夜は地獄だと思う。倦怠感がありつつもブルーライトで目と頭だけは冴えていて、綱渡りのような不安感と焦燥感だけが募っていく。やることは早々に終わらせて心穏やかでいたい私には情報量が多すぎる。分身して仕事する私と寝る私と遊ぶ準備をする私が欲しいと何度も思った。
ぶっちゃけやりたいこと全部手放してしまえば間違いなく時間的な余裕はできるのだ。でも趣味を失ったらただでさえしんどい頭の中の地獄がより味気なく、日々のストレスだらけになってしまう。全ては見る角度次第なのはわかっているけれど、時には全て地獄なんだって思って地獄を楽しめるようにしっかり休みたいものだ。

5/26/2024, 11:16:15 PM

月が持つイメージは多すぎる。
満ちて欠ける様が不老不死を思われて物語に書かれたり、あまりの美しさに人を狂わせたり、夜空で一際輝く衛星に私たちはずっと夢を見ている。

最近、夢のほうが優しいなと思う。行動を起こして反応としていろいろ帰ってきて、望ましいものも望ましくないものも受け取ってみて。誰とも話さないひとりきりの夜でやっと息がつけることが増えた。疲れるのがあんまりにも早いんだけど今まで都合のいい娯楽と妄想があればと強がっていた自分にはいい感じに現実を知ることが出来ているのだと勝手に思っている。
幼い時から現実は痛いから、今でも痛くて安心しているのかもしれない。変革の時、痛くて痛くてたまらないけど、ひとりでお酒を飲みながら月を見上げてきっと上手くいくんだっていう夢のような願いをかけておこうか。

5/15/2024, 11:21:59 PM

あの時ああしていたら、時々そういう夢を見る。
そうできなかった理由は色々ある。それだけの技術を自分が持っていないとか、自分が行動できなかったとか、状況的にそうすべきでなかったとか。
端的に言うと後悔していることがたくさんある。特に近くにいた人がメンタルをやられた時、どうしたら良かったのかわからなくなる。
私は常々、人の意見はあくまでオーディエンスの言葉でしかなく最終決定は自分にしかできない。その関係上求められたら他人へ自分の意見を言うことや話を聞くことは出来るがそれ以上のことは出来ないと思っている。人が人を救うことはかなり難しく、基本的には傲慢だとも感じている。私自身が救えたとしてもその人の人生に責任持てないと感じているところもあるが。
それでも踏み込んで話を聞くべきだったのか、話したがらない所を聞くべきだったのか。自分がいっぱいいっぱいな自覚もあるからどうしたらいいのかわからないでいる。一緒にお茶しておけばよかったのかもしれない。
優しい人ばかりが心をすり減らしているこの世の中で私は傲慢でも人を救えるのか、私の手が届く時に適切に手を差し伸べられるのか。場合によっては自分が潰れないでいられるのか。私にはまだわからないままだ。

5/12/2024, 11:03:12 PM

私は年齢的に成人はしているものの大人になれたとはあまり思えていない。無駄に我慢しすぎるせいで大人の振りばかりして今更子供の時やりたかったことをやっている自覚がある。
もっと甘えておけばよかったし、もっとやりたいことを主張しておけばよかった。そうしたらもう少し今の選択肢が広がったのかもしれないし、もっとここまでの人生を楽しくできたのかもしれない。
人間関係に対しても特にそう思っていて、人に頼ることが苦手なまま、人と特別に親しくなることがあまりないままここまで来てしまった。だから特別な関係というのに夢を見ていて、そうなれたらきっと抱えている不安感が全部解消されるものだと思っているところがある。
そんなわけが無い、それは相手の人生と好意を食い潰す行為であるし、不健全な関係だと言える。なにより自分の人生のツケを人に払わせるのはみっともないことだろう。
今からでもやりたかったことができるはずだ。手始めに趣味の友達を探しに行こう。だから、今少し子供のままでいることを許して欲しい。

4/23/2024, 11:26:39 PM

今日は朝から雨だった。私は常々雨の日は働きたくないと思っていて、雨の日ほどゆっくりまったりすべきなのではないかなと考えている。低気圧だったりで動きの良くない人をたくさん見ているのもあるだろうけど。
心模様は毎日晴れだなんて口が裂けても言えないけどずっとへこんでいるのも疲れる。だからそういう時は歌うようにしている。
アップテンポの疾走感のある曲を歌って、アレンジも好きなだけ入れちゃって、歌詞を勝手に創作したっていい。時々職場で口ずさんでいて同僚に口から漏れてたよなんて言われることもあるけど、それだけ歌ってたら言われてもへこまないくらいには元気になっていることが多い。状況的に歌えないなら聞くだけでもいい。
雨の日の傘の中はいちばん綺麗に音が聞こえるらしいのでそんな浪漫も感じながら今日の私の心模様を心地よい温度の晴れにしていくのだ。

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