「微熱」
コロナワクチン接種で微熱が出ると途端に気持ちが萎えてしまう。
何でか分からない。けど体調不良や頭痛が熱のせいだと思うとやりたかった予定が出来なくなってそれをすごく後悔してしまう自分がいるから。
次にやれば良いと思えたらいいのに、微熱のせいでそんなポジティブになれないのだ。
「太陽の下で」
子供時代は、真夏の太陽の下で遊ぶの全然苦にならなかったのに、大人になると全く体力も落ちて日焼けもして楽しくなくなった。
子供の時の最高気温は25℃位でたまに高温になると光化学スモッグが発生していた位だ。
それが今では、30℃をあっさり超えて40℃まで上昇して「熱中症」という暑すぎて身体が持たない症状まで出てくる始末。
太陽の下ではしゃいでいた若い頃の自分が、今の現況を見たら何と言うだろうか?
「セーター」
子供の頃冬になると当たり前に着ていたセーター。
大人になってからは、ほとんど着ることがなくなった。
どちらかと言うと敬遠している感じがする。
セーターの着心地が何だか妙にしっくりこないのだ。高級なカシミアのセーターなら、暖かく上品さを醸し出せるが、そうでないセーターはデザインも平凡で高級感どころか侘しさをオーラで出してしまうような気がするのだ。
偏見なのは分かっているけど、中高年になった今でもセーターは自分のアイテムには無いものになっている。
「夫婦」
私達の結婚は40代と遅めだった。
子供もなく、大人二人だけの小さな世界。
世間からみると「子供がいなくて寂しいね」と言われることもあるが、まあ仕方ないかみたいな感覚だ。
お互い人生の終焉まで前を向いて進めたら良いと思う。
喧嘩したり、罵りあったり泥沼の人生で終わってしまったら、あの世で成仏どころか地獄まで一直線のような感じがしてちょっとぞっとする。
季節感を感じられなくなっている。
季節の変わり目が緩やかにではなく、一気に寒さや暑さが日替わりでやって来る。
身体がそれらを受けとめきれなくて、何ともいえないだるさや疲れが纏わりついて離れない。