モノクロになった世界が当たり前になったら何を思うんだろう

どんどん暗くなって
真っ黒になるのかな

明るい色を探して
光を見つけるかな

夢の世界は色がないっていうけど
幸せを感じることがあるから
色は関係ないのかもしれない

それでも
つらいことがあると目の前がモノクロになる
楽しいことがあると目の前がカラーになる

ひとの心は単純で
更にわたしの心は単純で

モノクロになったりカラーになったり時々セピア

笑顔の裏になにがある

たくさんの出会い
たくさんの裏切り
たくさんの怒り
たくさんの嘘
たくさんの別れ
たくさんの涙

枯らしたと思った涙も
いつもいつも流れる
いつも気持ちが揺さぶられる

出逢う人に優しくいたい
優しくされたい
密かなわたしの　願いです

出会うはずもないわたしたちが
たまたま出会った

笑ったり
泣いたり
怒ったり

なにも特別ではない日々を一緒に過ごした
重なり合うはずのない時計の針と針が重なった

でも
あなたは先に進んだ
わたしはまだここにいる
「ありがとう」の言葉が胸に残る

わたしの特別になったあの日

あなたは元気にしてますか

地面が濡れている　空は虹が出ている
手を伸ばしても追いかけても届かない

顔をあげよう　風が吹いている
涙を拭おう

わたしは今日のわたしを大事にできただろうか
明日のわたしを迎え入れる準備をしよう

虹を見つけた今日はきっといい日

顔をあげよう

秋のにおいがする
雨が増え
涼しい風が吹いている

外で鳴く　ツクツクホウシ

秋が好きだ