しゆカフェ かき氷食べ始めました

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8/18/2025, 7:48:07 AM

もう少しで夏休みが終わります
終わって欲しくないなぁと思いながら
窓を眺めていました
学校なんて行きたくない
あんなところに行ったとて
私の世界や見聞が変化することはない
カッター ロープ 睡眠薬 ...
たくさんのものが部屋でキラキラ輝いている
夏が終わってしまうくらいなら
私が終わってしまえばいいんだ
紙に文字を綴って
私は今日を生きていた

8/11/2025, 10:31:32 AM

クラスの人が苦手です
毒々しい縄張りを各々張っていて
鋭い目つきでこちらを見つめてる
でもそんな中君たちだけは
やわい糸でハンモックのような
居心地のいい環境で過ごしていた
吸い付くように君たちの元に行った
でもあと少しのところで届かなかった
腕を伸ばした
指を伸ばした
爪の先まで意識を巡らせて
届け
届け
届け
何回も願った
そんな僕を見つけた君たちは
そっと手を掴んだ
フワッと身体が浮かんだ
心も軽くなったような気がした
何かが僕の身体から溶けだして
逃げていったような気がした
冷たくて甘くて美味しいアイスが食べたい気分だった

8/10/2025, 1:23:12 PM

「あなたのためだから」
「あなたを思ってこんなことを言ってるの」
「あなたの事を応援しているから...」
なんて綺麗事ばかり言われて
大人を信じれなくなった
これが優しさなら
親切心なら
全てを否定された私は
とんでもない悪なんだろうな

8/7/2025, 11:18:22 PM

朝ごはんの後に
床の上でブランケットをかけながら
窓の外を眺める
マンションのベランダの枠に切り取られた青空は
とても綺麗で
自分の身体が腐敗しているような感覚に陥った
あの綺麗な青空が見える方向へ
私は進んで行きたいと思った

8/4/2025, 3:37:41 PM

僕ら4人にはそれぞれ
春 夏 秋 冬の文字が入っていた
でもある時みんなバラバラになってしまった
頭が良く進学校に通う春
夢を叶えるために別の県に行く夏
運動が得意で推薦で入学した秋
そして家の近くの高校に行く僕
もう話すことは無いのだろうと思っていた
高校を卒業するにあたって
一人暮らしをしないといけないから
荷物をまとめて大学の近くに借りたアパートに
住むことになった

あれから数年がたち僕は立派な社会人になった
久々に実家に帰るかと思い立ち
新幹線に飛び乗った
家に着くと2人分多い靴があった
「おひさ」
「元気してた?」
春と秋は元気そうだった
『夏もいればなぁ』
ふとこぼれた独り言を聞いた2人は
「「あいつならもう少しで来るぞ」」とハモった
ガチャ
「みんな揃ってんじゃん」
と丁度良く夏が来た
「「『おかえり、夏』」」

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