しゆカフェ かき氷食べ始めました

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7/5/2025, 4:44:53 PM

1人夜の砂浜にたっている
ここはどこだ
どうやってきたのかまるで覚えていない
とりあえずあと数時間眠れそうなところで
今夜は良しとしよう
そんなことを考えていたら
何かに足をとられて転んでしまった
いい歳をしているはずなのに
普通に転んでしまって恥ずかしい
誰も見ていないから恥ずかしくても大丈夫だよと
優しく囁くように
波がゆっくりと音を立てていた

7/1/2025, 4:09:32 PM

春が来て
あなたに恋焦がれて
大好きだけど拗らせて
結局伝えられないままだった
私が志願先変更しなければ同じ高校だったのに
文化祭が1日だけ被ってなかったから
あなたに会いに行ったよ
諦めたつもりだったけど
やっぱりまだあなたが好きです
未練タラタラでもヘタレでも少しバカでも
そんな私を好きになってほしい
でも会う機会があまりないから
どうしたものかと考える
私の横を吹き抜けてった風は夏の匂いがした

6/30/2025, 3:35:10 PM

放課後の教室
西日が入ってきてストーリーに載せたくなるような
エモい景色がひろがっている
窓の枠に体重をかけてぼんやりと教室を見渡す
数時間前には活気があったこの場所も
この時間は私しか居ない
夕日が差し込む放課後の空気を1人で味わう
後ろから風が入ってきて
若干黄色がかった元は純白であっただろうカーテンが
私を優しく包み込んだ

6/29/2025, 6:27:13 AM

来週はいよいよバレンタインだから
あの人にどうしてもお菓子を渡したい
まだまだ先のことなのにドキドキしている
教室のドアを開けた瞬間みんなの目がこちらを向いた
嫌な予感がした
あの人を見たらふいと違う所を見た
何があったのか分からなくて固まっていたら
『あんた、好きバレしたんだよ』
と友達が教えてくれた
すきばれ?スキバレ?...あぁ好きバレか...
えっ?嘘でしょ?来週バレンタインなのに?
頑張って準備してきたのに?
その日はぼんやりしながら家に帰った
信じられなかった
まだフラれた訳じゃないのに涙が溢れた
心にはショックという鋭利な刃物が刺さっていて
春の終わりを仄かに告げていた

6/27/2025, 1:07:54 PM

私は読書が好きだ
特にファンタジーやミステリーが好きだ
本を開けば現実とは違う未知の世界が待っている
ゆっくり足の先からお湯に浸かっていくように
周りの音が何も聞こえない環境に
ズブズブとハマっていく
本の内容もそうだがこの感覚もとても好きだ
ひとつ懸念すべき点としては
周りの音が聞こえなくなるため
本を読み終わった時には高確率で
目の前に怒っている人間がいることだ

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