君とわかれてから2週間が経過した
あの日のことをすごく後悔している
なぜ別れてしまったんだろうと今更ながら思っている
君が僕のために作ってくれたご飯
君も忙しかったはずなのに
1日も欠かさずにしてくれていた家事
君が毎日くれた小さな愛を
僕は返さずにいたから
大きな不満となってついに爆発してしまった
『はぁ...』
大きなため息をはいて
モノクロになってしまった部屋で息をする
窓の外で輝いている月を厚い雲がおおってくれるのを
今日も願っている
嫌なことがありました
たくさんたくさんありました
学校にものを忘れてきてしまいました
クラスメイトが色んな人の悪口を言っている所を
目撃してしまいました
家のWiFiがおかしくなりました
こんなにも...こんなにも
私の頭上をおおっている空は綺麗なのに
私の周りはゴミみたいでした
どこ?まじでどこ?
かれこれ20分は探している
本当にどこにいったんだろう
どこにもいかないでほしい
全部私が悪いんだけど
昨日は絶対にあったはずなのに...
数学の教科書どこ〜?
君の背中を追ってここまでやってきた
君の家から遠く離れた地にある山の奥深く
頑張って頑張ってやっと見つけた
3年くらいかかったのかな
こんな姿になって...
一体何をしたの?
僕だって覚悟してきたけれど
こんなになってるとは思わなかったよ笑
もう君から離れたくないんだ
これからも一緒だよ
君の白骨化した背骨に指をそわせて君の隣に寝転んだ
君のことは好きなんだ
友達だから
だけどほんの少しだけイラッとしてしまう
友達の呼び名を覚えてくれてなくて
話が通じなかったり
話の途中で友達に話しかけに行ったり
口が軽くて何でもかんでも言ってしまったり...
君の嫌いなところなんていくらでもあげられる
でもそれと同じくらい好きなところもあげられる
こんな関係を友達と呼ぶのだろうなと思ったけど
その言動は改めてほしい