もしも君があの日にいなくなってしまわなければ
今日という日を2人で過ごすことができたのかな
今から2年ほど前に報道されたニュースで
地球は終わると言われていた
君は何を思ってその行動にでたのかは分からないけど
僕とても寂しかった
この2年間1日も満たされた気持ちにならなかった
僕の人生において君は必要な存在だった
後5分もすればこの惑星は終わるらしい
だから最後に日課である日記を綴っている
やはり君への思いが最後のページになったか笑
随分と色あせた表紙を閉じて
何年も書き溜めた日記帳を焼却炉に投げ入れた
口を開けばみんな各々言いたいことを話す
教室なんてもろにそうだ
まるで合奏を聞いているかのように
ガチャガチャとザワザワと
一見うるさいはずなのに
合わさると自然に調和している
その中でも一際大きく響いてくるメロディーがある
気になっているあなたの声が
他の人より少し小さくて高いあなたの声が
僕にはきちんと聞こえてくる
間接的じゃなくて直接聞ける日を
待ちわびながら5時間の準備をした
特別な人やものに対しての『好き』を生涯で
どのくらい言うのだろう
私は目の前にいる人に対して言うことが苦手だから
とても少ないんじゃないかと思う
おまけに恋人がほしいという願望がないから
ほぼ無いに等しいのは確実だろう
1度くらいは言ってみたいし言われてみたい
それ以前の問題が山積みなのは置いといて...
どこかのアイドルではないけれど
愛する人を見つけられたら
「あぁやっと言えた」と思うのだろう
私の限りなく少ない𝐼 𝑙𝑜𝑣𝑒 𝑦𝑜𝑢には
特別な意味と気持ちが込められてるんだと思う
クラスの人達が嫌いだ
陽キャだとか陰キャだとかは置いといて
生理的に何故か受け付けられない
なんでこの学校を選んでしまったんだ
最近はこう思うようになってしまった
上から3番目の進学校だが
私の成績なら1番は無理でも2番目には余裕で入れた
今更こんなことを言っても
仕方がないのはわかっている
この人達と同じようなレベルに
人の悪口を容易に言えてしまうような幼稚さに
染まりたくないとだけ
ただそれだけの感情が湧いてくるばかりだ
私みたいなのでも褒められてしまう
私のことを賢いと言ってくる人達が沢山いる
こんな非現実的な現実で脳が混乱しそうだ
だけど外面だけはいいから
ニコニコと屈託のない笑みをうかべて
今日もこのドロドロと腐った感情が
心を蝕んで行くのだろう
この心の一縷の純白さを確かめるように
雨の音が窓越しに響いていた
4月から高校生になった
周りの環境や友達がガラリと変わった
今までの環境が特殊だったのもあるだろうけど
全体的に周りのレベルが下がった気がする
教科書を見ても何一つ頭に入っていなかったり
自分で考えようともせずに質問してきたり
挙句の果てにちょっと浮いてる頭のいい子のことを
コソコソ言ってる人達までいる
本当に気持ち悪く感じてしまう
この人たちと同じに見られてしまうんだという
劣等感に似たものを感じてしまう
でも周りからの好感度は段々と上がっていく
それに反して自己肯定感はどんどん下がっていく
自分のことを好きになれるように
色んなことを前向きに捉えてみようと思う
こんな人間関係に真剣に悩んでる私は
誰よりも必死で美しい