しゆカフェ

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5/17/2025, 2:12:16 PM

私はまだ知らない世界を知ることができるから
勉強が好きだ
別にガリ勉ってほど勉強はしていないし
塾にずっといる訳でもない
ただ純粋に知らない世界が気になるだけだ
でも何故か「優等生」という枠に
いつもいつもはまってしまう
だからひとりぼっちになりがちなんだ...
誰が悪い訳でもないのに私はつらい
そんな事を考えていた私に話しかけてくれた君
今年初めて同じクラスになった君
私とは正反対の性格をしている君
気がついたら色々な人が私に話しかけてくれていた
やっぱり新学期だからかなぁ
友達がたくさんいるということがなかったから嬉しい
まだまだこの世の中には知らないことがあふれている
と実感した

5/17/2025, 2:03:39 PM

記憶を代償になんでも叶えてくれるお店があるらしい
願いに応じて消える記憶が多くなるとか
お金では買えないものを手に入れることも可能らしい
あくまで噂でしか聞いたことがないから
「らしい」の域を超えないのだけれども...
自分の記憶を代償にするだけで
最愛の人の病気が治るのだとすれば
こんなに良い話はない
深呼吸をして扉を開ける
ギィィィ
「いらっしゃいませ」
レトロ感が漂う洋館の扉をくぐった時
私の人生の歯車が狂いだした音がした

5/15/2025, 2:58:58 PM

学校には友達もいるし
いつも一緒にいるような人だっているのに
ふと1人ぼっちなんじゃないかって思っちゃって
視界がモノクロになっていくような気がする
友達の反応が冷たい
返事がもらえない
そんな些細なこともめちゃくちゃ気にしてしまう
多分コミュ障の類いなんだろうと思うけど
やっぱりなれない
そんな私にとってくらい闇の中で輝くために
今日も笑顔で明るく友達の元に行く

5/14/2025, 12:28:38 PM

酸素ってみんなから求められてて
ないと誰1人として生きれなくて
なくなったり存在が薄くなると苦しくなって
うらやましいなぁ
私は友達も好きな人も家族もいるのに
ここにいない感じがして
求められていない感じがして
酸素にすら嫉妬をしてしまう
ヒラヒラと酸素を避けるように舞い落ちた
羽毛布団から出てきた羽を見て
私は深い息を吸ってため息を吐いた

5/13/2025, 1:30:37 PM

明日はテストだから
参考書を開いて信号が青になるのを待っていた
塾の帰りだから空は少し暗くなっていた
少し離れたところから
「危ない!!」
と声が聞こえた気がした
その瞬間眩しい光とたっていられないような衝撃が
私を襲っていた
誰かが叫んでるような気がする
カメラの音が聞こえる気がする
電話で話している声が聞こえる気がする
消えかかった意識の中で様々な音が聞こえていた

数時間前までは
明日も学校があって
塾があって
苦手な教科のテストがあって
いつもと変わらない日常を過ごすと思っていた
聴覚が仕事を辞め始めた頃
私は静かに記憶の中に沈んでいった

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