コウ

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8/13/2023, 3:30:45 AM

君の奏でる音楽が好きだ。
ネット上で出会っているから生で聞く機会は今後ないかもしれないけれども、その繊細だけど力強い音は電子越しでもとても魅力的に映る。
きっと小さい頃からその腕を磨いてきたのだろう。
私はその音と、君の人生そのものがとっても気になっているし、好きなんだ。
虚実と現実が混ざるこの電子の画面の先からでも、静かに応援させてくれないか。

8/12/2023, 2:27:30 AM

麦わら帽子が風に吹かれて飛んでいく。
草原の向こうへと飛ばされて、巻きついていたリボンの端が揺れる。
慌てて追いかける君の、白いスカートがひらりと羽ばたく。
まるで鳥のような、幸せを運ぶ君。

8/11/2023, 3:51:18 AM

終電なのにいつの間にか眠ってしまったようで、車掌から終点の合図が響く。
ただの暗闇の中、何も無い駅に置いてかれた私はどこかにタクシーがないかを探しに駅前へと飛び出した。
タクシーどころか人っ子1人いないその駅は、まるで都会から電車一本とは思えないほど静かだ。
アプリからタクシーを呼び出そうとしたら、圏外だった。
−−−それどころか、スマホの挙動がおかしい。
磁場が乱れているのだろうか。いくらタップしても反応しない。必死に押していたら終ぞ電源が切れてしまった。
−−−背後からカラスの鳴き声が聞こえる。私は思わず身震いをして、どこか泊めてもらうところがないかを探すことにした。
幸いにも近くに交番があったので、そこで訳を話そうと足を運ぶ。
灯りはあるのに人は居ない。何故だ。
「誰か居ませんか〜?」
おかしいと思い、そう呼びかけ辺りを見渡すと、
−−−ガラス越しに、黒い塊がこちらを見ていた。

8/10/2023, 3:35:10 AM

上手くいかなくたって大丈夫。
失敗したってそれがいつか必ず人生の糧になる。
その後悔すらも経験として次に活かせば、成功への一歩を歩み出すであろう。

8/9/2023, 3:29:36 AM

蝶よ花よと育て上げた我が愛娘が、今日、結婚する。
書類だけで結構だよと娘は言い張っていたけど、白いウエディングドレスに身を包んだ彼女は、とても綺麗だった。
感謝の言葉で、思わず涙が溢れてしまった。
パパ、ママ、育ててくれてありがとう。
その言葉だけで、ああ、私たちはこの日のために育ててきたのかと、想いが走馬灯のように蘇ってきた。

結婚おめでとう、これからもよろしくね。

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