仙台の七夕と言えば7月7日じゃなくて8月7日なんだよね。
七夕飾りって言っても笹でも短冊でもなくて、なんか独特なんだよね。
それに使う折り鶴を旦那が入社一年目の頃、たくさん作らないといけないとかで、それを手伝ったことがあったっけなぁ…
その時はまだ遠距離中で、仙台七夕祭りの静かさに驚いたもんだよ。
短大の頃、小学校からの友達とダブルデートをした。
友達は近距離恋愛だから、友達がしょっちゅう彼と遊んでた。
一方の私は遠距離恋愛だから、会いたくてもなかなか会えない。
だから、友達とのダブルデートはメチャメチャ新鮮だった。
友達がデートしてる時に、自分にも普段は隣にいるはずのない彼がいる。それだけで幸せだった。
ダブルデートで何したかって?
それは…今となってはもう思い出せないんだ(^.^;
でも写真はちゃんと残ってたよ。
遠距離の彼はもちろん、今の旦那です。
旦那よりも先に死にたい。
自分が旦那を見送るなんて私には無理。
息子たちと自分だけな残るとか考えられない。
最期に立ち会ってほしいとは思わないけど、愛する人の死を目の当たりにする勇気は私にはない。
でも、どういう結果になるのかは…神様だけが知っている。
遠距離の彼とのデート終わり。
まだまだ時間は早いのに、夜行バスに乗らないと間に合わない。
バイバイしたら今度はいつ会える?
2ヶ月先?それとも3ヶ月?
周りを見渡せば、見知らぬカップルがじゃれ合ってる。
自分はこの先、何ヶ月も会えないのに。
この道の先に未来はあるの…?
信じるしかなかった。
いや、信じたかったんだよね。
何回も不安になって、周りからは別れるって言われながらも、自分たちは大丈夫って、何度も何度も気持ちが揺るぎそうになっても信じ続けた。
だから今があるんだね。
当時の彼とは今年の夏で結婚して11年。
短大時代、大学のために東北から滋賀に来てた彼とメル友になって、それから付き合うことになった。
その頃はナビなんか無かったから、琵琶湖の湖岸道路をぐるっと回って1時間半掛けて彼のアパートまで通ってた。
夜にバイバイするのが寂しくて、平日の朝、出勤時間に間に合うようにアパートを出て家路を急いでた。
その日、生まれたばかりの太陽の日差しは、何も辛いことなんて起こらないよとでも言いたげに輝いてた。
その後、6年間も仙台と滋賀の遠距離になるなんて知らなかった。
当時の彼とは後半の6年の遠距離も含めて丸10年付き合って結婚、去年結婚10周年を迎えました。