はい。今日も終わりです。
さぁ明日はいよいよ地球での実習が始まります。
ここは天国。天使達は地球上で命を終える人達を無事に天国まで連れて行けるように日々勉強をし、次世代の天使達を育てている。チャイムは鐘の音。地球の人はこの音を愛の印のように使うが天使にとっては1日を終える解放の音だ。まぁ、大事なものには変わりがないかな?
鳥かごに入れられている鳥達に比べたらいい方だ。そう思えば私の人生もちょっとはマシかな
もしもタイムマシンがあったなら過去と未来どっちにいきたいですか?この問いに対して私は迷わず未来を選ぶだろう。未来に行き死ぬ前日にタイムスリップしたい。今を生きる私が1番願っているのはこの世を去ることだ。命を粗末にするな。なにほざいてるんだ。ふざけるな。こんな言葉を聞いても私には何にも響かない。どうでもいい。生死の選択は誰にでもできる。でもその選択が通るかが分からない。精神科に行っても何の病名ももらえずただただ生き辛さを痛感するだけで治療薬がないどころか死にたい欲求が毎日のように押し寄せる。友達や家族と居ても消えないこの気持ちに終止符を打とう。次の日死ぬと分かったら私は何をするだろうか。そういう死の想像をしてなきゃ生きれないくらいには追い込まれてる死にたいが死ねない。べつに自殺したいわけじゃない死にたいのは確かなのに出口を探しても見つけれない。世界中を回っても世界中の人に片っ端から聞いても誰も探せないだろう。出口はいつになったら見つけれる?
........タイムマシンが出口だ。
朝カーテンの隙間から差し込む日差しが鬱陶しい。
毎日朝が来ないで欲しいと思っている私を嘲笑うかのように差し込んできやがる。もういっそのこと窓ごとコンクリートで閉ざしてしまおうか。
1年後の私は毎日を大切にできているだろうか。
人生が早く過ぎるのをただただ我慢していないだろうか。
大人になると月日が経つのは早いが決まってそこには意味がない。先のことを考えていると憂鬱になる。早く人生が終わればいいのにと。生きることよりも死に方を考える。今日もそうして1日を終えた。また1年後の今日この文章を読んで私は何を考えるだろう。
2024.06.25