smile

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8/31/2023, 11:43:25 AM

僕が不完全だからあきれられたのかもな。

まだ覚えてる。というかずっと忘れないあの日のこと。
僕たちが出会って5年目記念日のとき、同棲しようって君に話した。返事がくるまでの数十秒がとてもどきどきでさ。
きみの答えは、お願いしますって
そのときの僕は絶対に世界で1番の幸せものだったと思う。
少し日にちが経って不動産屋に行くことにしたよね。
正直僕は君と一緒に過ごせるならどこでもよかった。
けど君がにやにやしながら楽しそうに見てるから僕も間取りとか外観がおしゃれなものとか気になってさ。
決め手はコンビニ近く。
僕と君らしいよね笑
このときの僕たちは未来しか見えてなかった。

初めて鍵を開けたあの日。
顔を見合わせて嬉しくて君のことが愛おしくて。
窓を開けて部屋は段ボールだらけだったけど
2人でコーヒーなんか飲んでさ。

不完全な僕だったけどせめて忘れないでほしい。
君への愛は本物でここにあったんだってこと。

僕に残されたのはきみとのぬくもりがまだ残っているこの部屋だけ。
僕がもっと完璧だったらもっと先まで続いていたのかな、。

8/31/2023, 12:26:18 AM

僕が好きなあの子はいつも金木犀の香りがする
甘くてでも、どこか儚げな香りが。
君はいつも僕に言う 
「私、金木犀みたいな女性になりたい。謙虚でおしとやかな金木犀みたいに。」

そんなことを言う君が好きで。

今日僕は君に金木犀を渡すよ。

君との未来のために。

ずっときみを愛するってここに誓うよ。