沈む夕日、ピンクの空に水色の雲。
世界がメルヘンチック風貌に変わる現実離れした時間帯。
私は魔法少女になる!
来る日も来る日も悪と戦い、世界に平和をもたらしているのだ!
私は正義なのだ!
本当に?
自分の非難する対象を悪だと決めつけ、勝手に戦っていただけでは、ないのか?
自分は魔法少女で正義であると思い込んでいただけなのではなないか?
沈む夕日を背に、私は魔法少女の私を倒した
君の目を見つめると胸が苦しくなる。
申し訳なくて、好きでたまらなくて。
憧れの君の眼差し。
僕の嫌いな君の目だ。
君はどこをみているんだい?
君は、、君って、誰だっけ?
星空の下、私は外へ飛び出した。
自分を縛るものは何もない。自由を感じながら夜風にあたり、遠くに見える東京の光を眺め。自由を実感していた。
私を縛るものはもうみんな寝てしまったのだ!
お店もやってない。人もいない。ただ閉鎖的な暗闇が、私の1番の自由なのだ!
遠くへ逃げたい衝動を抑え、朝を迎えた。
また、いつもの街に、世界に、私に戻ってしまう。
帰してください。あそこが私のいたい場所なんです。
どうか、また日が沈む日が来ますように。
それでいい。最後に自分に言ったのはいつだろうか。
それじゃダメだ、何でこんなのもできない、私は求める理想が人より高いらしい。だから自分のレベルもわからずに高いものを求めて落胆する。
いつもそうなのだ。自分のことを理解できていない。
哀れだ。可哀想で気持ちの悪いやつ。
可哀想で気持ちの悪いやつでいい、と認めるか
自分の理想になるか
いつになったらこの不毛な自己否定は終わるのか。
1つだけ、ずっと間違えてしまうものがある。
それは右と左だ。
視点によって変わってしまうものは意味がないものだと思う。
でもその場で東西南北を知ることができないので人は左右を使うのだ。
当然のように右側とか左側とか言わないでくれ。
自分のボロが出てしまう前に。