花灯

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7/22/2025, 3:53:59 PM

またいつか。

人は別れを「また」と偽る。
まるで空っぽの駅のベンチで、誰も来ない列車をずっと待っているみたいに。

「またいつか」と口にするたび、
本当はその“いつか”が
永遠に来ないかもしれないこと、
心のどこかで分かっている。

でも、それでも
言葉を未来へ投げてしまうのは、
今を終わらせる勇気がないからだ。

“さよなら”は、刃のように重い。
“またね”は、綿菓子のように軽い。
だから人は後者を選ぶ。
儚い甘さにすがって、
見えない約束を信じる。

その姿はまるで、
沈む夕日に手を伸ばす子ども。
届かないと知りながら、
それでも指先を光に向ける。

いつかまた、なんて幻想だ。
けれどその幻想だけが、
終わりの悲しみに溺れそうな心を、
かろうじて浮かせてくれる。

7/21/2025, 2:19:58 PM

星を追いかけて

「人って、星に願いがちだな」
ふと、そんなことを思った。

七夕には短冊に夢を綴って
流れ星が落ちる一瞬に
あわてて願いごとをつぶやく。

だけど考えてみれば、
星ってとても遠い。
届かない場所にいるものに
願いを託すって、少し不思議だ。

神様よりもずっと近くて、
いちばん自分のことを知っている存在が、
すぐそばにあるのに。

いや、そばどころじゃない。
“中にいる”。

私は気づいたんだ。
願いを叶えるいちばん確かな方法は、
星に祈ることじゃない。
自分自身を信じること。

未来を変えるのは
遠く光る星じゃなくて、
今日を生きる、この足とこの手。

だから私は、今日も星を追いかける。
でもそれは空の向こうじゃない。
自分の中にある光を、見失わないために。

7/20/2025, 7:10:50 PM

大切で、大好きな人へ
新しい場所で、どうか幸せになってね
なんて──
笑って言えるほど
私は強くできていなかったみたい

心の奥底では
変わらないで
忘れないで
私を置いていかないでって
叫んでた

LINEのトークに
あなたの名前が沈んでいくたび
あなたのアイコンが
知らない誰かとの笑顔に変わっていくたび

幸せそうなインスタのストーリー
その中にはもう私がいない
いるのは私の知らない誰か

繰り返す遊びの断り
誘った手は、そっと引っ込めた
かみ合わなくなった会話に
どちらからともなく流した笑い声

私はいない場所に
あなたが染まっていくのが
どうしても、怖いんだ

私だけはあの頃のまま
あなたは「今を生きる」

6/13/2025, 9:43:30 AM

I LoveYou.
なんて言える相手いないけど