星を追いかけて
「人って、星に願いがちだな」
ふと、そんなことを思った。
七夕には短冊に夢を綴って
流れ星が落ちる一瞬に
あわてて願いごとをつぶやく。
だけど考えてみれば、
星ってとても遠い。
届かない場所にいるものに
願いを託すって、少し不思議だ。
神様よりもずっと近くて、
いちばん自分のことを知っている存在が、
すぐそばにあるのに。
いや、そばどころじゃない。
“中にいる”。
私は気づいたんだ。
願いを叶えるいちばん確かな方法は、
星に祈ることじゃない。
自分自身を信じること。
未来を変えるのは
遠く光る星じゃなくて、
今日を生きる、この足とこの手。
だから私は、今日も星を追いかける。
でもそれは空の向こうじゃない。
自分の中にある光を、見失わないために。
7/21/2025, 2:19:58 PM