創作)4話
流麗が亡くなって一年が経った。
私はそのショックから未だに立ち直れていない。
流麗が亡くなった時から、私はひきこもりになった。
親ともまともに話せていない。
流麗は高一で亡くなり、私も高校を中退した。
たまに私の部屋に遊びに来ていた人もいじめっ子に
なったらしい。
ちっとも太陽が見えなく絶望的だ。
創作)3話
今日は流麗と遊んだ。
とっても楽しかった。流麗と話して居ると、
もう自殺はやめるらしい。
その翌日、一本の電話があった。
どうやら、流麗が亡くなったようだ。
昨日の夜、帰っている時に、刺されたようだ。
刺したのは、ストーカー。
つまり、彼氏だった。
彼氏は何日か逃走して、捕まったらしい。
彼氏は殺したことを認めた。
そして、
「彼女は、刺した時まで澄んだ瞳だった」
と、言ったらしく、私は
「もう自殺はやめるって言うのはホントだったんだ」
って泣いてしまった。
創作)2話
流麗が果てしなく続く空を見上げて、
「やっぱり生きた方がいいよね」
と涙ぐんで言ってきた。それに対して私は、
「それは…やっぱり生きた方がいいよ?
でも、無理しては駄目だよ?」
と、言ったら流麗が
「私が死のうとしても、親は…親は
ちっとも心配しなかったんだよ?
だから、怪我を直そうとしてくれた医者には
申し訳ないけど…」
そう、言ってきた。
だから私は必死で止めようとした。
私が喋ろうとしたとき、流麗が
「でも、まだやっぱり、死ねないわ。
私に心から生きて欲しいって言う人が隣に居るし?
まぁ、居て欲しいしね、」
って言ってきたから、私は
「私も一緒に居たいし、居て欲しいよ!」
と、笑顔で返した。
創作)1話
やっぱり、無理かな〜、生きるの辛いわ
って畑田 流麗(はたけだ るり)が言った。
「私達の関係、終わりにしよう?」
と流麗が言ったら、そのまま彼氏さんとは
別れたらしいが、その後、
彼氏らしき人がストーカーをするようになった。
あまりの恐怖に死にたいと思うことも少なくなかった。
一度自殺を試みたが死ねなかった。
だから、母に言わないといけなくなったのが
もっと、流麗の心を苦しめた。
他にも死ねなかったから、頭に大きな傷ができ、
帽子を被るようになり、まだ足や腕の骨折が
治ってなかった為、学校に行けなかった、
というか、行きたくなかった…