お題[神様へ]
あなたは、どんな気持ちで世界を眺めていますか?
人々の願いを聞いてどう感じますか?
あるいは聞いてなどいないのでしょうか。
それでも私はこう問いたい。
どうしてこんな辛い世にしたのですか?
誰もが下を向き、現実から目を背けてしまうほどの辛い世に。
それはまるで終わりの見えないじめじめとしたトンネルを、光もなく歩いているかのよう。
長く果てもなく辛い…
ああ、神様。
あなたにまだ願いを聞き届ける気があるのなら、少しでいい、明るい光を見せて欲しい。
そう願わずには居られないのです。
お題[好きじゃないのに]
毎日毎日毎日!視線の先でチラチラと!
鬱陶しいことこの上ない!
あなたが動くと目で追うの。あなたが話すと耳を傾けるの。あなたが笑うと私も笑うし、あなたが悲しむと悲しくなるわ。
忙しなく生きてるあなたにつられてしまうのはもううんざりよ。
それでも目が離せないのよ。
不思議でたまらないわ。
お題[泣かないよ]
「そんなに心配しないで?私は大丈夫だから。ね?もう!それは昔のことでしょう?いい加減忘れてよ…」
あなたの視線の先にはいつでも幼い私がいる。それでも、いいの。少し違う形だけど、あなたの視線を独り占めできているんだから。
今日も自分をそう納得させて支度を進めた。
お題[怖がり]
いつからか言葉が強くなった。
いつからか動きが大きくなった。
いつからか格好が派手になった。
いつからか…
君がそうするわけを僕だけが知っている。
君自身すら知らないそのわけを。
お題[0からの]
初めは満杯だった。
1つ、また1つと減っていって、今では真っさら。面影すらも無い。
「0になったら出ていくって、私決めていたの。」
そう告げてカバンに手をかける。ピクリとも動かずにこちらを呆然と見つめるだけ。
…こんな時でさえ、みっともなく縋ることもできないのね。
また1つ減っていく。