るに

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2/11/2026, 3:51:34 PM

夜更かしが好きな人のための
夜更かしするための列車、
夜の鳥。
地面とは少し離れた
高いところにある線路を、
空を走るように進んでいくから
景色がいい。
家もお店も
キラキラと光っていて、
上も星と月で宝庫みたい。
こんなに輝いている世界を見ないのは
もったいない気がして、
車両のベッドでくつろいでは
いられなかった。
少し外の空気を吸いに出ると
ガタンゴトンという音が
よく聞こえるし、足に響く。
すぅーっと息を吸えば
冬の夜の匂いがする。
ちょっと乾燥してて、
冷たくて、
夜!って感じがするこの空気が
私は好きだ。
これだから夜更かしはやめられない。
でもやっぱり寒くて
車両の中に戻って
窓だけ開けて本を読んでいた。
中からでも
微かにガタンゴトンという音が聞こえて
一定のリズムで揺れる。
私にとっての幸せって
夜の鳥にいる時だよなぁって
つくづく思う。
今日はなんだか
いつもより眠たい。
欠伸をして寝落ちる準備。
幸せな時間も
次に目を開けたら終わっている。
"Good Midnight!"
手を伸ばしても
月には届かない。
そんなこの場所で、
いつかまた。

2/10/2026, 3:44:54 PM

誰もがみんな、
今日を通過していく。
ため息もつきたくなる。
うずくまって
人の目なんか気にせずに
泣きたい一瞬だってある。
幸せなんか、
壊れやすいくせに
手が届きにくい。
今この瞬間
全く同じ気持ちの人なんか
どこにもいない。
世界は広くて
ちっぽけだから。
何があったとしても
全部大丈夫だって
受け止めれるように、
自分のやりたいことを
少しでも好きなだけやる。
そうやって毎日を通過していく。
"Good Midnight!"
まだここに無い出会い、
私が私としてここにあって、
こうして綴っている出会い。
全ては命を運ぶ
運命であると。
そしてその
素敵でわがままな運命に
幸あれと。

2/9/2026, 3:27:04 PM

明日が来ないでほしい。
夜が明けないでほしい。
嫌なこと全部、
今だけは忘れさせてほしい。
俯いたら
歩き出すのに時間がかかっちゃう。
だから俯かないように
できるだけ上を見てた。
そしたらなんでかな。
無性にムカついた。
なんで私、
泣きそうになってんだって。
歯を食いしばって
ぎゅっと手を握っていたら
なんだか突き進める気がした。
怒りは原動力になる。
無茶苦茶に、
馬鹿みたいにやっていける。
おい、神とやら。
上からずっと
見てるだけで、
そこにいるだけの存在だけどね、
それでいい。
そのままでいい。
でも今日は私を目に映して。
緊張?
するに決まってる。
手なんか震えまくってる。
心臓はずっと跳ねっぱなし。
このムカついた気持ちのまま
今日を、朝を、迎えられたら。
大丈夫、見てて。
絶対どうにかなるから。
"Good Midnight!"
私が私のために
花束を抱えて
クソッタレな世界に
幸あれと。

2/8/2026, 3:51:25 PM

いらっしゃいませ。
臨機応変、
どんなことが起きても
私たちは決して
パニックになってはいけない。
たとえ何があったとしても。
本を買う人、マスクを買う人、
色んなものを買っていく
色んな人の要望は
どんなことでも答える。
あの商品が欲しい。
商品を取り替えて欲しい。
もう少し柔らかい素材が欲しい。
金を出せ。
ええ、もちろん。
出せと言われたら
出しますとも。
警察に通報するなよ?
ええ、もちろん。
するなと言われたら
絶対にしません。
お前、俺らが強盗だって
わかって言ってんのか?
ええ、もちろん。
お客様の事を分からずして
どうやってお望みの品を出すんです?
"Good Midnight!"
袋を抱えたお客様は
終始戸惑っていた。
それでも私たちは
30度の角度でお辞儀をする。
この仕事はとってもハッピーで
とっても素晴らしく楽しい仕事ですよ!
そんな顔にする。
営業スマイルを大切に!
またのご来店をお待ちしております!!

2/7/2026, 3:25:08 PM

どこにも書けないこと。
言葉に出せないこと。
秘密にしておきたいこと。
ぜーんぶ1つの
私の本音。
自分の部屋で1人、
本音をぶち撒け終わった時
あぁ、
なんで私って
不幸なフリが得意なんだろう。
なんで私って
こんな性格なんだろう。
そんなことばかりが
頭に浮かんで、
何故か涙が溜まる。
泣いてる時間が無駄だと分かっていても
止められないこの水は、
口周りまで流れてくると
なんだかしょっぱい。
そういえば悔し涙って
しょっぱいんだっけ。
涙のあとをなぞりながら
ぼーっと外を眺める。
いつからこうなった。
どこで間違えた。
そもそもが違ってた?
何もかも嫌になって
考えることをやめたくて
適当にラジオを流す。
どのラジオもイマイチ。
やっぱりあのクラゲのラジオがいい。
ちょっと前に偶然見つけた
深夜から放送される
クラゲージオ。
毎日毎日色んな人の
色んな気持ちが聞けて、
DJのクラゲヘアーちゃんが
気持ちに寄り添ってくれる。
私はこの時間だけ
本音を隠すわけでも、
ぶち撒けるわけでもなく、
自分でいられる気がした。
"Good Midnight!"
今日もどこかのラジオ放送局で
クラゲヘアーちゃんが、
どこかの誰かの気持ちを肩代わりして
私を私で居させてくれる。

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