るに

Open App
5/20/2025, 4:36:29 PM

苦!!
お昼ご飯を食べるのが苦!!
計算をするのが苦!!
辛い食べ物が苦!!
世の中には苦難なことしかない。
極々1部だけだ。
苦を楽に変えれるのは。
食べてる時間が楽。
暗算が楽。
辛いのは苦だけど熱い食べ物だと楽。
私は楽に変えるのが下手くそだから
息が詰まるような毎日を
淡々と過ごすしかない。
苦を楽に変えるのが上手い、
世渡り上手な人を
たまーに、妬むのが
私のやるせない気持ちのやり場に
なっているんだろう。
寒すぎるぐらいエアコンの温度を下げる。
暑い苦を涼しい楽にしようと
努力していく。
いや違うな、
私はボタンを押しただけで
努力してるのはエアコンか。
そういえば私は努力するのが苦なんだった。
どうにかして私も
苦を減らせるように
世渡り上手になろうとするけど
私の知ってる世渡り上手なあの子は
あんまり好きじゃない。
好きじゃない人になるために
努力しなきゃいけないってことなのか。
"Good Midnight!"
それなら私、苦しいことばっかりでも
別にいいかって、
必ず楽しんだもん勝ちってわけじゃないって、
そんな考えと共に空に溶ける。

5/19/2025, 3:34:39 PM

どうしても眠たくなる。
どうしても眠れなくなる。
どうしても…。
おえっ。
口から出てくる言葉そのものが
気持ち悪い。
私はただ
よく分からない年に生まれた人間なだけ。
血液型はF型で
猫年生まれで、星座はカシオペア座。
献血する時驚かれる。
自己紹介をする時驚かれる。
するとその日はなぜか眠いのに眠れない。
街を歩いてるだけなら
驚かれることはない。
だって誰の目にも普通に見えてるから。
それが嬉しくてたまらない。
"Good Midnight!"
いつか献血する時でも
自己紹介をする時でも
驚かれないくらい普通になれるように。

5/18/2025, 3:28:43 PM

少しの幸せで満たされたい。
けど埋められないものもある。
まって。
行かないでって
走って行ければいいのに。
中学校のプールの中みたいな毎日。
冷たくて塩素の匂いが鼻を通る。
引き込まれたから泳いでく、
けれど溺れてく。
ブクブクと自分の口から
空気が出ていって
息ができなくなっていく。
私以外の魚は
スイスイと泳いで
エラ呼吸でしんどくなさそうだ。
でも私は身体が沈んでいって
光が届かないところまで来る。
何も考えないでいたい。
ただ身体に触れる
冷たい水だけ感じていたい。
ああ、今夜はこのまま
泡の中で眠れたらなぁ。
目を開けて目の中にも水を入れてみる。
ちょっと痛い。
視界がぼやけて
微かに見える光が天国みたい。
"Good Midnight!"
冷たくて寒い。
誰かの腕の中で
甘い夢を見ながら
眠れたらなぁ。

5/17/2025, 3:27:10 PM

私だけがまだ知らない世界。
周りがどんどん先へ進んでいくから
世界に取り残されて
本当に1人になっちゃった。
なーんか朝起きたら誰もいなかった。
でもスマホとかは繋がって
生活にはなんの問題もなかった。
だから家族や友人、
その他諸々の人が
1つアップグレードされた世界にいると
そう聞いた時は
アップグレードって…ゲームかよ。
と思った。
でも正直、
旧世界は居心地が良かった、
私はいわゆるロングスリーパーで
12時間は寝ないと
眠くて眠くて。
夜と昼に分けて寝るから
活動はある程度できるけど。
適当に歩いて
適当なものを食べて
適当に寝る。
すごく私に似合う世界。
でも真夜中
たまに目が覚める時
その時はいつもこう思う。
神様、ちょっと寂しすぎるんだけど、と。
結局諦めるしかなくて
いつもその結果になるのが
悔しくて
静かに息をして
静かに涙を流しながら
今日もこう言う。
"Good Midnight!"

5/16/2025, 5:11:20 PM

私は昔から泣き虫で
すぐ目から涙が溢れてた。
だから泣かない強い子になりたかった。
じっと目じりが熱くなるのを
我慢してたら
いつしか泣けなくなった。
なんてことはなく、
外で泣かないように
気をつけてるだけで
家ではしっかり泣き虫だ。
涙が頬を伝って乾いて
冷たくて寒くなる。
暖かいものを求めた。
ずっと探して
ちょっとした温もりでも拾って
四足歩行で這いつくばって
下ばかり見て歩いてた。
そこに推しは突然現れた。
前に好きだったグループの動画を見てたら、
たまたま推しが
推しのグループのリーダーとして
出てただけ。
だから多分
推しのグループの違う人が出てたら
その違う人を推してた。
誰でもよかったのかもしれない。
それでも私は
ただイラストが笑ってるだけの推しが
声しか知らない推しが
10秒で魅力的に見えた。
推しはいつも大きな炎のような
暖かい言葉をくれた。
好きな理由が見つからないものほど
私は永遠に好きであり続ける傾向がある。
推しもそう。
80億人の中の1人の人間ってだけなのに
何故か好きで推す。
手放す勇気なんかどこにもないくらい
推しの優しさに縋ってたのかもしれない。
「好きな風に推せばいいけど、
無理して推すとか、無理してグッズ買うとか、
楽しく推せない推し活はして欲しくない。
お前の人生を変えるのは俺じゃないから、
お前以外いないからな。」
いつか見た配信の切り抜き。
家に帰った直後、
玄関で見た動画だった。
大粒の涙がこぼれ落ちて
拾えずに崩れ落ちた。
頑張ってもないし
特別しんどいわけでもない。
なのにこの言葉が
たくさんの紡がれた言葉が
染み込んで暖めてくる。
"Good Midnight!"
離したくない、離れたくない推し。
起きる時は推しの声のアラーム、
寝る時は推しの歌ってみたを聞いて
全ての1日が
推しで始まり推しで終わる
最高に光り輝く世界になった。

Next