mia

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5/3/2023, 11:24:28 AM

歌声を聴いて癒されること
何度聴いても涙が溢れてしまうこと
そのパフォーマンスに心が鷲掴みにされること
美しき姿に幾度となく射抜かれること

笑顔でいてほしい
美味しいご飯を食べていてほしい
心癒される景色と音に囲まれていてほしい
大切な人たちと心地よい空間に居てほしい

どうか健康でいて
どうかしあわせでいて

あなたが私を知らなくとも
私はあなたのしあわせを祈る


─これらすべて、あなたに出会えたから。
だから、ありがとう。

5/2/2023, 10:24:11 AM

徒歩10分の馴染みの銭湯から帰ると
私も彼も身体中がぽかぽかで
そんな身体に染み渡るいちごミルクも飲み干し
心も身体もお腹も大変に満足だった

「もうこのまま寝る?」
頬の赤い彼が言うので
「寝るしかない」とすぐ頷いた

二人でひとつの布団に入ると
彼が、今日疲れたでしょ、と言いながら
私の手をモミモミし始めた
そこから二の腕までを行ったり来たり

「ありがとう、ほんとありがたいんだけど」

「うん?」

実はもっと強くやってほしかったりして、、、優しすぎてたまにくすぐったいのよ、と小声で頼むと

「おっけー!まかせとけ!」とすぐ力が強くなった
よくほぐれていく感覚で気持ちがいい
「ありがとうございます!!!」

モミモミは優しくしないでよね

5/1/2023, 11:52:22 AM

いつもなら、

目向きもせず通り過ぎていた看板
買わない可愛らしい包装のウエハース
写真も撮らない普段の手料理

それを今や、

立ち止まって看板をよく見て
二つのウエハースを買って
きれいに撮れるまで試している

当たり前の景色に色がついていく
君に出会って

4/30/2023, 2:10:09 PM

「今から行っていい?」

仕事で疲れて帰宅し、甘いものを頬張っていたところに男からLINEが届く
これはいつものお誘いか、と胸が高鳴るのを抑えつつ
いいよー、とだけ返信をした

まもなくして呼び鈴が鳴る
この短い時間で身だしなみを整えた私は
玄関の扉を開ける


そこにはいつものように満面の笑みで
入浴セットを抱えた彼が立っていた

すると彼は開口一番、
「今日はどうする?コーヒー牛乳?いちごミルク?」
と興奮気味に聞いてきた。

私はすぐに答えた。
「いちごミルクでしょ!」

「おっけぇ!じゃ早く行こうぜ」


私たちの楽園は徒歩10分
最近改装した馴染みのある銭湯だ