#133 【酸素】

人も植物も
酸素と二酸化炭素で呼吸している
もしそれらがなくなったら
この世界は滅んでしまう

地球温暖化
この問題はいつなくなるんだろう
本当に二酸化炭素が原因なのか？
他にも原因があるんじゃないか？
そう思うのは自分だけなのだろうか...

#132 【記憶の海】

生まれてから何年経ったのか
記憶の海に飲み込まれるくらい
自分は生きていたのか

もう思い出せないほどに
たくさんの出来事があった
出会いや別れ
嬉しさや寂しさ
語り尽くせぬほどの思い出

これから先
また増えていくだろう
その度に
また忘れていくだろう

忘れたくない
大事な思い出
心の中にそっと閉まって

#131 【ただ君だけ】

ただ君だけを
思い続けてきた

どんなに離れていても
どんなに寂しくなっても
ただ君だけ

君だけを想っていた
それだけなのに

#130 【未来への船】

私の未来への船は
どこに向かって
どこで終わるんだろう

何年何十年先の未来には
どんな風景が広がってるんだろう

まだ見ぬ未来に
希望を乗せて

#129 【静かなる森へ】

とある日
妹と二人で薬草を摘みに
静かなる森へ行くことになった

最初は天気も良く
視界も良かった
しかし
時間が経つにつれ
霧が出てきて
数百m先が見えないくらいだ

ふと気がつくと
隣にいたはずの妹が
いなくなっていた

「どこ！？」
「どこにいるの！？」

呼んでも返事がない
何度見渡しても
いる気配がない
町に戻って
みんなに聞いてみた

「妹知らない？」

そしたらみんな
口を揃えてこう言った

「妹って誰のこと？」

私と一緒にいた子は誰？