∮プレゼント
クリスマスパーティーでプレゼント交換をしようと誰かが言い出して、予算千円でなにか買うことになった。
「どうしよ‥‥」
女子力の高い友だちはきっとおしゃれなものを用意するだろうし
ネタに走るにはセンスも持ち合わせてない
「あ、」
そんなこんなで迷ってたら目の前にある宮沢賢治グッズ
(誰だって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸なんだねえ。)
なんとなく、何気なく見ただけのその台詞がなんだか離れなくて
その衝動のままプレゼントとして買ってしまった
ネタと言われればそうなんだけど、私は何処か違う感覚を纏っていた
きっと、私はあの問いを思い出したからだとおもう
(けれどもほんとうの幸いは一体何だろう。)
#日記 #実話
∮冬は一緒に
スノードームを眺めながら
暖炉の火がパチパチと音を立て燃えるそばに寄って
温かいミルクティーを両手に抱えて
時計が零時を指す瞬間を待っていたい
その時、隣に君がいるともっと素敵だ
『日本語って不思議だよね』
「なに唐突に。」
『例えばさ、うーん‥‥。あっ』
「?」
『問題!落ちたり溺れたり、願ったり実ったりするものってなーんだ?』
「あぁ、成る程。」
「患ったりもするな」
『確かに。あとはなんだろ』
「叶うとか」
『そうじゃなくて、そういう不思議な言葉のことだよ」
「あー、、懐かしさを〝覚える〟とか」
『木の葉が〝舞う〟とか!』
「音を〝拾う〟もあるな」
『こういう言葉って結構身近にいるけど、案外気づかないから、「そわそわする」』
『!』
「流石に覚えたよ、君の口癖くらい」
『ふふっ、それじゃあ君は私検定1級だ』
「なんだそれ」
∮とりとめもない話
∮心と心
繋がったり、離れたり。
時には傷つけて、距離ができて
それでも最後は寄り添いあっていく。
そんな風に通わせていけたらいいな
∮眠れないほど
本に読み耽る夜がある。
辛くて哀しくてどうしようもない夜がある。
ただ目が冴えて星を眺める夜だってある。
人の数だけ夜があって、朝があって
眠れないほどにそんな時間を夢想している
皆様は今夜どんな時間を過ごしますか