【終点】
誰もが人生の終点に向けていきているのでしょうか
若者は人生の終点なんて意識していないよね
この恋の終点とか、この企画の終点とか、このdriveの終点とか、
手の届く点のはずだね
この電車の終点まで乗ってみたいと思った最果ての土地
この旅の終わりが来ないことを祈った東ヨーロッパのウィーン
今、人生の終点が少しずつ見えてきている気がするよ
不思議なのは、その終点までゆっくり進もうと感じていること
仕事も旅もほどほどにして
多分、病魔に蝕まれている身ではないからかな
贅沢な思いだと感じる
まだまだ、長い道のりだと思うが
取り立てて『こんな風に生きたい』など思わなくなった
気の向くまま風の吹くままに、明日出会うことに感謝しながら進む
終点は意識すると力が入って苦しい
誰かとの終点は、意識したくないほどに必ず来るの
ある日、誰も予測しないまま、終点を迎える自分だったら、それはそれでかっこいいね
明日のことを考えようっと
【上手くいかなくたっていい】
上手くいかなくたっていいんだよ
と、誰かに助言できる自分であったらいいな
自分自身にも、そう言い聞かせる強さがないよ
何をやっても上手くいかないな
努力することが大事とか、そこまで辿り着く行程が大切とか
それって、上手くできた人たちのセリフ?
なんだか、悲しいな
【蝶よ花よ】
1人娘は、子供の頃に蝶よ花よ
と育てられることが多い
そのまま大人になって行く人と
大人になる前に蝶よ花よは幻だと気がつく人がいると思う
前者は、ある意味幸せな人だろうと思う
後者は、幻と認めた時から自分自身で蝶よ花よを構築するか、それともそのようなことは必要ないと思えるかが鍵である
前者は、幸せであると同時に、多くの人を傷つけて生きることになるケースも多い
蝶よ花よで育てられ、それを自分で具現化できる人がいたら、素敵な人かもしれない
そして、親孝行な人かもしれない
子供の頃からの環境を大人になっても維持できる人は一握りであるから、それはそれで尊いことかもしれない
【最初から決まっていた】
宿命というのでしょうか。
あの人と別れることは、出会った頃から決まっていたように感じてしまうこの頃
出会ったとき、運命の人だと思った
今思うと、運命ではなくて宿命の人だった
もうやり直せるわけではない
どうしようもない
しかし、ずっと心の中に住んでいる人
なぜこんなことに?
何度も何度も畳返すように自分に問う
あの道を二人で進むつもりだった
一瞬糸が絡んだ
あの人は戸惑った
私は、立ち止まっただけだと
思いながら、別の道に足を向けてしまった
いつの間にか、遠く離れた存在に
もう戻れなかった
戻りたくて、もがいたことも
何度もあった
そうそう、自分で撒いた種だった
刈り取るのも自分で
最近、よく思い出す、私たちは
宿命を背負っていた
きっと、こうなることは、最初から決まっていたのよね
最初からね
【太陽】
日の出や日の入りの太陽にほっとする
夏の太陽は眩しすぎて距離をとっていたい
冬の太陽にはいつも癒される
1人1人に平等に太陽の恵みがある
砂漠の太陽はいつまでもついてきた
ありがとう、お日様