【朝、目が覚めると泣いていた】
子供の頃は、どんな夢かは忘れたが、目が覚めると泣いていた。
夢だったんだよって自分に言い聞かせて納得していた。
今は殆ど夢を見ない。
夢で思いっきり泣きたいな。
夢を持てなくなると、眠っても夢を見なくなるのだろうか。
夢と夢···、繋がっていたのかな。
『私の当たり前』
私の当たり前
きっといつかもう一度会えると
密かに想っていること
ずっとお互いの根っこの部分は変わらないと感じていること
後輩が先だつなんて思ってもみなかったこと
夏の後に必ず秋が訪れること
親友と2泊3日の京都旅行を毎年続けていくこと
空が青くて、白い曇が浮かんでいること
パリに行くこと
美味しい珈琲をずっと飲んでいられること
でも、そのうち当たり前も壊れていくと知っていること
『街のあかり』
街のあかりは、昔の歌を何曲か思い出す。
田舎育ちの私は、小さい頃に父と
出掛けた都会の夜のイルミネーションが嬉しかった。
ネオンという響き
高校生になって下校時間が遅くなると、帰り道には各家庭の家の灯りでホッコリした
夕飯は何だろう?たくさんの部屋に灯りがついてるから大家族だね
とか
街のあかりは、私の小さなしあわせを思い出す
今は、ビルの上層階から見えるしゃれた街のあかりで癒されたり
山の中腹のホテルから見える麓の村の優しいあかりにも癒される
ただ、今住んでいる街のあかりには興味がない自分がいた
【七夕】
今年も織姫と彦星は会えたでしょうか。
あなたは七夕の短冊に何を書きましたか。
私は新しい素敵な世界になりますように と書きました。
去年もそう書いたの。
まだまだ、世界は変わらない。
でもね、少しずつ動いていると感じていますよ。
自分でも、変えていかないと···
『星空』
心にゆとりがないと、夜空をゆっくり見ることもなくなる
イギリスに行ってしまった友人との別れ際に
もう会えなくなるかも!と話した
でも、星空を見れば同じ夜空で繋がっているからねと
畳み掛けた
都会のイルミネーションの上に見える星空と八ヶ岳で見えた星空は
全く違う夜空に感じてしまう
エジプトのピラミッドの上に見えた星空もどこか違っていた
それでも、星空は一つなんだよねと自分に畳み掛けていた
日々の喧騒のなかでもゆっくりと
星空を見て何かを感じていたいな
それって結構しあわせな気がする