→雪
駅に向かう道すがら、コンクリで固めたみたいな暗い空から、重たい雪が降ってきた。
商店の軒下を借りて、折りたたみ傘を取り出す。灰色の空の下に黒い傘の花を咲かせる。
コートの胸元にひとひらの雪が舞い込んできた。まるでそいつは、他の雪から避難するように僕にしがみついている。雪の世界にもハグレモノがいるのかもしれない。
そんなことを思いながら、駅までのひとときを連れ立った。
しかし駅に着いたときには、小さなソイツはもう消えていた。
テーマ; 君と一緒に
→バレバレ
冬晴れに
お呼ばれして
身バレして
晴々
テーマ; 冬晴れ
→推進力
嫉妬でも羨望でも、希望でも、喜びでも怒りでも、何でもいい。
活きるために前に進む力があるなら。
テーマ; 幸せとは
→『日の出食堂』
昭和感満載の商店街と、夕焼け小焼け。
魚屋、八百屋、金物屋、靴屋、豆腐屋などなどなど……。
一階が店舗で、奥と二階が住居。
向こう三軒両隣。おさんどさんのさなかに、調味料を切らしていることに気がついたら、お隣に借りに行こう。
日の出食堂を切り盛りする家族が、ちょっとした事件に巻き込まれて、泣いたり笑ったり。滅多に閉めない食堂を休んで家族で遊園地に行ったりね。小学校のお知らせプリントは、もちろんわら半紙。
食堂の常連客は、口は悪いけれど義理に篤い。時折ワケアリの一見客がやってきて、いつの間にか常連客に……なんて一コマも。
ここは、賑やかで、おおらかで、ちょっとめんどくさいけれど、居心地は悪くない。
――どうかな?
『日の出食堂』
人情物語の舞台にピッタリな店名だと思わん?
テーマ; 日の出
→「抱負」とは……、
・抱=抱く(いだ・く)心に思いを持つ
・負=負う(お・う)背負う、頼みにする
つまり……
・抱負=(ほうふ)心に大きな喝を一本!
――ってことかいな?
ふむ、
瞑想、やってみようかな。
テーマ; 今年の抱負