空を滑るように飛べたなら
落下を怖がるのは人間の習性だろうか
空を飛ぶ鳥は決して浮遊を怖がりはしない
けれど翼が失くなったらと怖がることはあるのだろうか
鳥のように空を滑れたなら
きっと私はここにはいれない
鳥になりたいか人でありたいか
そう問われたらなんと答えるだろう
私はなんと答えるだろう
空に憧れるのは何故だろう
飛べない私は飛ぶことはない
鳥のように空を滑れはしないから
人であるなら地を駆けたいとそう思う
今までありがとう
凄く凄く楽しかった
たくさん幸せだったよ
きみといる時が1番楽しくて
終わりたくないなと思うよ
さよならを言う前にこんなこと
言ったとしてもきみは困るよね
でもさ本当に本音なんだ
きみに文句なんてひとつもないよ
たくさん愛してくれたから私は幸せだった
ずっとありがとう
優しさが嬉しかった
全部が嬉しかったよ
私は同じだけを返せていたかな?
きみに優しくあれたならいいな
これから先きみを好きな気持ちがどうなるかはわからない
永遠に続いて欲しいけれど
きみと私はきっともう会わない
だから区切りをつけよう
絶対にできないさよならをしよう
私の方がお姉さんだからね
毎日違う空模様
晴れだったり曇りだったり雨だったり
1秒として同じ空はない
空が好きだ
どんな空も好きだ
綺麗で澱んで、けれどやっぱり綺麗で
空は優しくて少し寂しい
1人で見る空も好きだけれど
私はやっぱり君と見る空が好き
人は自分を映す鏡であるという
瞳には心が映るように
人の所作や言葉遣いを見れば
自分がその人に対してどういう人間であるかがわかる
自分を知りたい時には人と対面で話すこと
私はそれが1番わかりやすいと思う
優しく感じればその人に対しては優しさを
厳しく感じるならその人に対して厳しさを
笑顔ならば笑顔を
強がりならば強がりを
きっと私はその人に対して
持っているのだろう
自分を見失ったら周りを見ればいい
自分の次に1番近い他人を
そうすれば鏡合わせのように自分が見つかり
相手が自分をどう映しているか
どう映したいかもわかるだろう
私の心を救ってくれた小説
愛されていたのか愛していたのか分からない記憶
大切だったあの子に貰った好きなキャラのキーホルダー
もう会うことのない友人たちと撮ったプリクラ
自分の心
夕焼けや夜空を見て綺麗だと思う気持ち
涙や強がり
そうして笑顔
孤独を怖がる気持ち
辛くも優しさに満ちた世界
どこかで期待すること
そうして失望すること
傷ついたこと
傷つけたこと
生きていくために必要なぬいぐるみ
普くそれらを私はいつまでも捨てられない
捨てるつもりもない